歌詞

あぁ眠い　微睡む　花と水槽の空気を　ゆるりと掻き回した歌が　ぐるぐると巡る

あぁ　落ちてゆく僕を　揺らす君はなんなんだ　やけに鮮やかな日差しが　ゆっくりと霞む

君と笑う　花風が　不思議な香りに　僕の身体に滲んだ

目覚ましの様な音(ね)が　炎(ほむら)の様に揺れる

ささやかな終わりが　風に吹かれて消える　燃ゆる… 戯(ざ)れる

少しずつ　焼かれてく　あなたの燻りさえ

僕はその　灰を掌に　朝まだきを待つ

君と笑う　それだけが　不思議と眠りに舞う

僕が笑う　ひとり笑う　汗ばむ夕陽と　鏡越しの朝焼け

嵐の様な音(おと)が　星の様に燃える

確かな足音が　波に消える　鮮やかに　消える…

目覚ましの様な音が　炎の夢に消える

繰り返す波の様に　隨に　群青の空に

さぁ今声を上げろ　その喧騒を掻き消して

繰り返す星の瞬きを見上げ　鮮やかな声を　声が

燃ゆる…