Lyric

雨にも負けず 風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けず

丈夫な体を持ち

欲はなく 決して瞋らず

何時も静かに笑っている

東に病気の子あれば

行って看病してやり

西に疲れた母あれば

行ってその背中に背負い

南に死にそうな人あれば

この詩を聴いてくれと言い

北でラバダブ始まれば

面白そうだから混ぜろと言う

人の優しさに涙を流し

その身を犠牲に愛をばら撒く

どんなにボロボロになっても

ため息ひとつもこぼさない

時に心無い言葉を言われても

前に進んでいく

そんな者に

私はなりたい

雨にも負けるし 風にも負ける

だけど決して己には負けず

折れない心を持ち

苦難の前でもいつも笑っている

雨にも負けるし 風にも負ける

だけど人間いつかは果てる

その時までに見つけたいな

夢の理想郷 イーハトーブ

誰もが作品を残せる時代に

生き残るためにはどうすべきか

売れるためだと 偽りの言葉を

吐き出して辛くないのか

先人たちを見てみろ

もっと遥か遠い昔の

自分が好きなものを描け

古きから学べよ 温故知新

でも全部うまくいくわけじゃない

時間は残酷さ しょうがない

未来への不安はかつてない

それを考えたって仕方がないだろう

そんな時には本を読もう

あの頃読んでた物語を

いつだって 君が来るのを

待っているんだよ

注文の多い料理店へ

銀河鉄道に乗っていこう

セロ弾きのゴーシュの演奏会を

どんぐりと山猫と見に行こう

一人一人ある物語

その結末は誰にもわからない

なら生きてやろう

ハッピーエンドを迎えるその日までは

雨にも負けるし 風にも負ける

だけど決して己には負けず

折れない心を持ち

苦難の前でもいつも笑っている

雨にも負けるし 風にも負ける

だけど人間いつかは果てる

その時までに見つけたいな

夢の理想郷 イーハトーブ