Lyric

体 日に日に弱くなる

平坦な道でもすっ転ぶ

雪や夏の暑さに負けぬ

少年少女はもういない

心 みるみる弱くなる

へっちゃらなのよと言い張るけど

滑り込まれた狭い隙間

出会う前には戻れない

「ひとりでできる 問題ない

何かにもたれなくたって」

嘘じゃないのに

今は…

厚い鎧 じわじわ剥がされる

裸 無防備 むきだし

期待したい未来がある

余裕と寿命は限りがある

あなたわたし泣かないように

すればするほど

弱くなる

甘い日々を叶えてみるも

たまに道を違えているようだ

寒い夜はそばにある

力を入れたら

割れてしまう泡を

たずさえて

愛しさという

捉えきれない柔い淡い

熱にうかされて

糸がゆるんでいく

強い呪い ふわふわかけられる

骨の抜けた爪先

人を守る魔法を使えたら

雨を受ける傘になりたい

痛く深く赤く錆びたら

涙流して笑う

期待したい未来がある

余裕と寿命は限りがある

あなたわたし泣かないように

すればするほど

弱くなる

わたし 日に日に弱くなる

出会う前には戻れない