歌詞

ねぇ、今思い出してる

くしゃくしゃにして投げ渡した手紙の意味を

ほらね、後悔してるのは僕の方だったんだ

いき場を無くしてる

全然、さよならの意味を考えていなかった

かける言葉もまた

いつも君と夢を見てた

もう少し時間が息を止めてくれたら

あの日、僕が窓を開けて呼び止めて

名前を呼んで手を振れたのかな

君が全てだったんだ、それだけだよ

"せーの"でふざけて走って

同じスカーフを外して

端を結んだりして

悩み事を憂いたのは、嬉しそうな

顔が見たくなかっただけなんだ

先生、叶わない願いはどうすればいいの？

望んでしまった事が罪？

いつも君と笑い合っていた

それだけで、心がリンクしてまた離れた

今なら解る気がして読み返した

手紙の文字が少し滲んでいた

弾けて消えてしまいたいと思ってしまったんだ

ねぇ、触れられないモノならば

『メーデー…』心がバラバラになりそうだ

Keep outを飛び越える勇気もないくせに

そう思って宙を駆ける

いつも君と笑い合っていた帰り道

フェンス越し、高架下まで歩いても

雑踏が声をかき消して、さよならも

上手に言えないくらい泣いていた

いつも君と夢を見てた

もう少し時間が息を止めてくれたら

あの日、僕が窓を開けて呼び止めて

名前を呼んで手を振れたのかな

君が全てだったんだ、それだけだよ