

赤信号の向こう側
立ち止まるあなたの影
信号待ちの静けさが
ふたりの距離を物語る
小さなため息すら
聴こえてきそうな夜
歩道の雨の照り返し
まるで心を映すみたい
ねえ もう少しだけ
黙ったままでよかったのに
心は揺れていた
でも 背を向けたまま
すれ違いの交差点で
私は左 あなたは右
信号が変わるたび
思い出も離れてゆく
すれ違いの交差点で
もう言葉は届かない
ひとことでも言えたなら
今も隣にいられたかな
都会の雑踏の中
探してしまう横顔
誰かの肩越しに
見間違えては息をのむ
歩道橋から見下ろせば
流れるテールランプ
それさえもあなたに
見えてしまうほどに
ねえ あのときだけ
時間を止められたのなら
もう一度伝えたかった
あなたの名前を
すれ違いの交差点で
私は左 あなたは右
傘もささずに見送った
言えなかった「またね」のかわりに
すれ違いの交差点で
ぬれた肩が遠ざかる
振り返るその背中に
何も言えずに立ち尽くす
信号が青に変わっても
心だけは動けなかった
あの日と同じ風が吹く
でもあなたはいない
いつもなら交差できた
たった数歩のあいだに
もう二度と戻れない距離が
生まれてしまった
すれ違いの交差点で
私は左 あなたは右
信号が変わるたび
思い出も離れてゆく
すれ違いの交差点で
もう言葉は届かない
ひとことでも言えたなら
今も隣にいられたかな
- 作詞者
Tokyo Rainy Studio
- 作曲者
Tokyo Rainy Studio
- プロデューサー
Tokyo Rainy Studio
- プログラミング
Tokyo Rainy Studio

Tokyo Rainy Studio の“すれ違いの交差点”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
何度でも、キミだった
Tokyo Rainy Studio
- 2
Don’t fade away 〜消えないで〜
Tokyo Rainy Studio
- ⚫︎
すれ違いの交差点
Tokyo Rainy Studio
- 4
Lalana 〜1000マイルのココロ〜
Tokyo Rainy Studio
- 5
3学期の恋 〜This Is Love〜
Tokyo Rainy Studio
**EP『キセキ』**は、
"Tokyo Rainy Studio"が贈る、感情と記憶の交差点を描いた5つのラブストーリー。
雨が降る夜、交差点、すれ違う想い──
どこか懐かしく、でも確かに今も心に残る“あの時”を、
80年代ジャパニーズ・シティポップの空気感と共に描き出しています。
メロディと歌詞の間に滲むのは、言えなかった言葉、戻れない日々、届けられなかった想い。
そのどれもが、まるで**カセットテープに録音された“感情の記録”**のように、音楽の中で再生されます。
今作に収録された5曲は、それぞれが1本の短編映画のように、
恋と記憶をテーマに異なる角度から描かれています。
「何度でも、キミだった」
― 繰り返す記憶の中で、いつも浮かぶひとつの名前
「Don’t fade away」
― 傘の中のぬくもりと、届かなかった想い
「すれ違いの交差点」
― 交差点の一瞬にすべてを託した、切なさと静けさ
「Lalana〜1000マイルのココロ〜」
― 言えなかった“好き”を擬音に託したアップテンポな片想い
「3学期の恋」
― 制服と微熱、そして君に言えなかった最後の願い
本作は**AI音楽生成ツール「SUNO」**を用いて、
歌詞と物語はChatGPT、音楽構成はSUNO、そして編集と構成はTokyo Rainy Studioが担当。
人間とAI、それぞれの“心”が交差する中で生まれた、**まさに「キセキ」**とも呼べる作品となりました。
ジャケットビジュアルはレトロアニメ風のAIイラストをベースに、
東京の雨と交差点のネオンをモチーフにデザイン。
視覚と聴覚の両方で、**「記憶の中の東京」**を感じていただければ幸いです。
雨の日に。ひとりの夜に。帰り道に。
心にそっと寄り添うような、あなたの“感情の記録”となれますように。
アーティスト情報
Tokyo Rainy Studio
198X年の東京の夜。 小雨の降る街角で、ふと恋の思い出にひたるような、 そんな淡い情景を音楽にのせてお届けしています。 80年代のCity Popにインスパイアされた、やさしいLo-fiサウンドを、AI(SUNO)で制作。 日本語と英語を織り交ぜた歌詞がどこか懐かしく、あなたの記憶とそっと重なりますように。
Tokyo Rainy Studioの他のリリース
Tokyo Rainy Studio