大人には見えないのジャケット写真

歌詞

大人には見えない

DATA

放課後の空っぽの学校

校舎の影が長くなる時間

誰もいないはずの理科室から

変な音が聞こえる

「今の聞いて」と友達と目が合う

何も言わずにうなずくだけ

大人に言っても「気のせいよ」と

信じてもらえないから

トイレの鏡に映る

もう一人の自分

三回名前を呼べば出てくるって

みんなで試してみた

こわいけどワクワクする

誰にも言えない秘密

見えないものが見える気がする

一緒にいる友達がいるから平気

体育館の裏の木

何かが住んでるって噂の場所

大人は「そんなのウソよ」って笑う

でも何か感じた気がする

ふと心がざわざわする

いつもの景色が違って見える

友達がいてほっとする

でもやっぱりちょっとこわい

学校の七不思議を探して

地図を描いて回る毎日

誰も信じてくれない話を

友達だけでこっそり話す

大人になるってことは

この感じを忘れること

それとも隠すようになること

どっちにしても寂しい

スマホで見る怖い話

都市伝説のページ

今の不思議は形を変えて

私たちを誘ってくる

「あそこに行ってみようよ」

「本当にあるかもしれないよ」

信じるか信じないか迷いながら

でも行ってみたくなる

大人には見えない世界で

私たちは探検隊

教科書には載ってない本当のこと

大人には絶対に言えない

空が赤くなる時間に

不思議な世界への入口が開く

友達と目を合わせるだけで分かる

「今日もあの場所に行こう」

  • 作詞者

    DATA

  • 作曲者

    DATA

  • プロデューサー

    DATA

  • ボーカル

    DATA

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    大人には見えない

    DATA

# 「大人には見えない」リリース説明文

「大人には見えない」は、思春期特有の"異界"への好奇心と友情を描いた楽曲です。誰もいないはずの校舎から聞こえる不思議な音、トイレの鏡に映る「もう一人の自分」、学校の七不思議を探検する日々…。この曲は、タイトル通り、大人になるにつれて失われていく「見えないものが見える感覚」と、それを友達と共有する特別な時間を繊細に表現しています。

科学では説明できない現象に心ときめかせていた、あの頃の感覚を思い出させてくれる一曲です。夕焼けに染まる教室、友達との内緒の冒険、そして大人には見えない世界への入り口。思春期ならではの微妙な感情の揺れ動きと神秘体験を、耳に残るメロディと印象的な歌詞で綴りました。

懐かしくも新しい、あなたの心の「異界」への扉を開く楽曲をぜひお楽しみください。私たちが子どもの頃に感じていた「不思議」への純粋な憧れを、この音楽とともに再体験してください。

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