歌詞

［A］

痛みの種 にがい豆

甘い夜風の香り混ぜて

火にかけるような、火をつけるような

僕を置いて今日も

街は忙しない

［B］

不甲斐ないほどに、まだ

歌いたいことを、ただ

ただ偽ることをさえ

許してしまうから

［Cho］

恋焦がれる歌を

また日の出に繋ごう

激しい季節と共に

疾る風を、君の声を求めて

求めて

追いかけたんだ

まだ求めて　求めて

［Bri］

あまい、からい、やばい

2回深い呼吸して、またループして

咽せ返る人声と残響、発狂しそう

しかと飲み殺せ御法度

つらい、痛い、にがい、

まがいもので庇う心の形は

どうだろう、ここだよ

佇むだけだよ

［A2］

皮肉の雨、言葉だけ

不確かな正義を含ませて

投げつけるような、切りつけるような

街を置いて今日が来たなら良いな

［B2］

押しやって殺す本当の言葉とか

したためて鳴らす偽りの声とか

エゴだろうって君が君が言うなら

［Cho2］

心を殺す手札を

ひとつ胸に仕舞おう

拙いラブストーリーで良い

誰も日々の血潮みたいに流れて

流れて過ぎ去って往くから

ただ流れて、流れて

［D］

昼下がりの浅い月をなぞって

君はただ紙に描いて、描いて

燃えるマッチの薄オレンジを眺めて

僕はただひとり泣いて

［Cho3］

恋焦がれる歌を

ひとつ胸に仕舞おう

新しい季節の傍で

叫ぶ風を、君を

君を求めて、求めて

追いかけたんだ

まだ求めて、求めて、求めて