窓の外の景色から
四季を感じとるだけで
僕はこの白い壁の中から
逃げれなくて
映画やドラマには
映ってない毎日が
こんなに追い詰めてくるなんて
誰も知らないよな?
またねの後ろ姿を
見送りながら思うのは
この後すぐにやってくる
孤独との闘いで
そんな時君と出会い
歳もわりと近くって
あんな場所でも冗談ばかりで
光が差して来たんだ
あれが寂しさ分かち合えた
はじめてのことだった
はしゃぎまわったあの夜を
懐かしく想い
僕らこれからどうなるんだろう?
そんな事は言えずに
君と過ごしたあの日々が
今でも僕支えてくれる
もう一回ともう一回と繰り返しては
眠れない夜を一緒に超えたね
あの夜君が僕に言ってくれた
『僕は君がわかる』と
もう一回が
なくなったあの日に決めたよ
僕は君を歌うよ
予定にはなかった
今を暮らしてる僕は
あれからどれくらいの月日が
流れたんだろう
今の生活の中じゃ
辛いことも多くって
疲れて家に帰って
また朝起きて仕事さ
僕はいつからか薄れてく
あの時の感覚が
無い事ばかりに嘆いて
あるもの見ようとせずに
不幸を背負ったふりをして
今の幸せが見えず
そんな僕の心の奥で
いつも君は叫んでくれる
『今君が幸せを感じれてないなら
誰があの時の 思い解き放つの?』
あなたが僕に残すこの思いで
僕は今生きている
もう2度と
あの寂しい思いはさせない
だから君を歌うよ
涙も見せずに 微笑むあなたの
心は何思うの?
悔しくて本当は泣きたかっただろう
なんで僕だけと叫びたかっただろう
この場所で君も
笑っていたかっただろう
悲しみ苦しみも
受け入れて前に進んでただろう
その心今の僕じゃ計り知れない
だから今歌わせて
どうしても心に焼き付いて離れない
あの切ない笑顔が
思い出すよ
君との日々を
ららら・・・
この景色が見えますか
ららら・・・
聴こえていますか
ららら・・・
- Lyricist
Kenryou Matsumoto
- Composer
Kenryou Matsumoto
Listen to For those days with you by Motoburu
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For those days with you
Motoburu
TBS系SDGsプロジェクト「地球を笑顔にする広場」@赤坂サカス広場 ステージ出演に際し、SDGsが目指す『誰一人取り残さない』から着想を得て、松本の経験を踏まえて制作した楽曲。
Artist Profile
Motoburu
2003年飛騨高山で「モトブル」というユニットを結成。高山での当時自主制作CD最高売上記録である300枚という壁を1週間で破り、1年間で2500枚ものCDを売り上げた。その後も各々の仕事をやりつつもCD制作やライブを重ねていたが、松本の教師生活が始まり活動を休止、那由多は単独で活動していた。教師生活も8年を迎えた頃、松本の持病である肺の病気がいよいよのところまで悪化し、登録していたドナーの順番も先頭まで来て2018年6月肺移植を受ける事となった。無事に成功し、約1年間の病院生活を経て復活をする。長時間の移植手術で、右手が動かなくなるという後遺症が残ったが、命がつながりこの世の中で生きれることになった。
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