歌詞

長月　紅い月が

水面にとけてく

突風　髪を乱し

攫った過去への想い

隠せぬ言葉たちが

夜空にとけても

届かぬこの思いは

誰かの祈りへ変わる

晴天の空

影もなく

数多連なる星座も

見つかりはしない

今は綺麗なだけの

空しか見えないけど

いつか誰かの心に残る

景色と言えたなら

僕の生きる証と

呼べる日が来るだろうか

大輪の花咲かせたその時に

薫る思いはあなたへ

小夜風　水面揺らし

波紋にとけてく

誰かの影だけただ

見つめるあなたを見てた

曇天の雲

切れ間もなく

そこにあるはずの月も

瞳に映らない

今は綺麗なだけの

歌しか歌えないけど

いつか誰かの心に残る

歌になれたなら

誰にも気づかれずに

雲上　光り続ける星の瞬きに

賛辞を歌おう　永遠と共に

風は境をなくし

時間を奪う

巡りくる

この季節は

誰かの＿＿＿＿

今際綺麗なだけの夢しか

見れないけれど

いつか誰かの

心に根付く歌になれたなら

君の生きる力に

少しでもなれたろうか

ほんの小さな息吹から始まる

季節を感じて

作編曲：TNJZP

歌詞：有栖川 叶

MIX：阿黒れぃ