歌詞

SMIRE『心音（しんおん）』

――たとえ姿が見えなくなっても、その鼓動は今も胸に生きている。

大切な人との日々は、終わりを迎えても消えることはない。
ふとした瞬間に感じる気配、胸の奥で響く静かな鼓動――それが「想いの証」であるように。

SMIREが贈る新曲『心音』は、
“失われたもの”ではなく、“心に残るもの”を信じる強さを描いたエモーショナル・バラード。
繊細なピアノとストリングス、そして柔らかく包み込むようなアコースティックギターが重なり合い、
まるで“記憶の中をそっと歩くような”感覚をリスナーにもたらしてくれます。


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■ 胸の奥で、今も響いている“その鼓動”

> 「かすかな鼓動が　胸の奥で
そっと響いてる　消えない光」



イントロの一節は、まるで映画のワンシーン。
語りかけるような歌声が、「あの人」の存在をそっと思い出させてくれる。
“心音”とは、ただの鼓動ではない。
それは、生きる力となった記憶であり、今を支えるぬくもり。


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■ 時間が経っても、色あせない想い

> 「言葉にならない　想いがこぼれて
頬を伝う　涙に変わる」



Verseでは、“何気ない瞬間”に溢れ出す感情を丁寧に描写。
喪失ではなく、**「忘れたくない記憶」**として、そっと寄り添う。

SMIREのボーカルは、切なさと希望を同時に運んでくれる。
**涙があふれても、心は前を向いている――**そんな不思議な感覚が、曲全体を包み込みます。


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■ “繋がり”を信じるから、進んでいける

> 「離れていても　繋がっている
あの日の約束　忘れない」



サビは、大切な人との**「不変の絆」**を描くパート。
視線が交わらなくなっても、言葉を交わせなくなっても、
**“心音”が響いている限り、つながっている――**そのメッセージが胸を打ちます。


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■ “強さ”とは、誰かの存在に支えられること

> 「君が教えてくれた強さが
私を支えてくれるから」



“自分で立ち上がる”ことが強さではない。
“誰かの想いに支えられて歩き続ける”ことこそが、本当の強さ。

このVerseは、弱さを受け入れた人だけが持つ優しさを描いています。
だからこそ、SMIREの声はまっすぐ届く。
“泣いてもいい”と肯定されているような安心感に包まれるのです。


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■ 過去と未来を繋ぐ“心の灯り”

> 「失ったものよりも
ここに残ったぬくもりが
これからの私を照らす
希望の光になるから」



Pre-Chorusでは、これまでの悲しみが、これからを照らす光になるという
ポジティブな希望の芽生えを感じさせます。

“喪失”では終わらせない。
“継承”として、誰かの思い出を胸に進んでいく。
そんな想いが、この曲には込められています。


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■ 「心音」は、今も確かに生きている

> 「その優しさが　私を強くする
この心音が　その証」



Bridgeでは、静けさのなかに確かな“決意”が生まれます。
悲しみのなかで、それでも前を向こうとする意志。
そして、「忘れないよ」という言葉に代わる“心の鼓動”が、
どんな言葉よりも確かに、想いをつないでくれるのです。


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■ 楽曲の構成と音楽的な魅力

・ ピアノ＋ストリングス＋アコースティックギターが織りなす極上のヒーリングバラード
・ 1/fゆらぎを取り入れた、呼吸のようなリズム感
・ サビはシネマティックでドラマティックな展開に
・ SMIREの繊細で力強いボーカルが、静と動の美しいコントラストを生む
・ ライブでも泣ける。映像と共に届けたい、“物語のある一曲”


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■ “心音”が伝える、普遍のメッセージ

『心音』は、
別れや悲しみをテーマにしているようで、
実は**「人と人は、姿が見えなくなってもつながっている」**という希望の歌。

この楽曲を聴いたあと、
「私の中にも、ずっと響いている想いがある」と気づかされる。
そしてその“鼓動”が、これからの人生を支えてくれることに、
静かな勇気をもらえるのです。


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SMIRE – 心音（しんおん）

過去を抱きしめ、未来へ歩き出すあなたへ。
“想いは、生きている。”
この曲は、誰かを想いながら歩くすべての人のためにあります。
泣けるほどに優しく、でも力強く――あなたの胸に、今日も“心音”が響きますように。