Lyric

木の葉 花びら ひらひら舞う

生意気にも きらびやかな

ランドセル背負った少年は

こけても立ち上がって

泥がつくほっぺた

フェンスを越えて思いっ切り走って

ひっつき虫のように邪魔が混じって

酸いも甘いも嚙み分ける

輝きと暗闇が混ざり合って

影が背伸びして

学ランの彼は

セーラー服のあの子を思う

蕾は実る やがて散りゆく想い

儚さの中で その姿をおもい浮かべ

他と比べ 上辺を嫌え

挫折のルーティンに

グルーヴして歌え

ゆらりゆらり

風に舞ってゆくよ

想いを乗せて

夢を魅せるよ

ひらりひらり

夜空を舞い

散らばる今を

未来に紡ぐよ

凛々とネクタイを締めて

背筋を伸ばした

責任を背負った青年は

満員電車に揺られて

終電を逃して

煙を燻らせて

アルコールが正気を狂わせて

無味である事を忘れ

オトナを勤める

身内の死で思い出す

虫が蠢めく

蝕む 心と身体 感情が腐ってく

0と1では表現できない事を

IPhoneに綴ってく

曇り切った空に

子供の頃を懐かしんで

雨が止んだ頃に

初夏の風が恥ずかしくて

言いそびれた言葉 思い出に酔って

春に別れをつげ雨音が心地よくて

空が晴れて 辺りは緑青色

灯りは月光 六畳一間

少し行けば海が迎えてくれる

海は誰とでも繋げてくれる

波の音と孤独が心地よくて

Tetrapodの上で海猫と音に酔って

磯臭い潮の匂い 故郷を思い出して

でも今はまだここで音と踊りたくて

ゆらりゆらり

風に舞ってゆくよ

想いを乗せて

夢を魅せるよ

ひらりひらり

夜空を舞い

散らばる今を

未来に紡ぐよ