歌詞

静かに香る　真夏の朝に

胸の奥で鳴り続ける　鼓動の合図

汗に濡れた　仲間の笑顔が

今日という日を　信じろと叫んでる

何千回も繰り返した　泥だらけの練習

報われない日々を越えて　やっと掴んだ挑戦権

憧れたあの場所へ　今、足を踏み出す

甲子園の空へ放つ　白球に願いを託して

母校の期待と重圧を　背中に背負いながら

震える足でも　逃げたりしない

君の声が　闘志を燃やすから

夢の頂点へ駆け上がれ

この魂を　今すべて賭けて

幼い頃に見上げていた　ヒーローたちの背中

あの日の感動が　僕を引き寄せてきた

踏みしめたグラウンドは　想像より大きく

飲み込まれそうな景色でさえ　力に変えていく

悔しさの数だけ　強くなれと教わった

倒れても立ち上がる度に　夢が形を見せる

仲間の汗と涙が　ここまで導いた

甲子園の風を切って　白球を追いかけながら

声を枯らして叫ぶ応援が　僕を走らせる

あと一歩届かず　涙が落ちても

その星たちが　未来照らすから

真の勝利とは　あきらめないこと

何度でも　夢を掴みに行く

震える手を　ぎゅっと握りしめ

母校の旗が　空に翻る

もう迷わない　ここが僕の場所

仲間と共に　栄光をつかむため

甲子園の真ん中で今　全てをぶつけ合いながら

押しつぶされそうな舞台さえ　誇りに変えていく

君がくれた笑顔の未来へ

この一球を　届けに行くんだ

勝ち残るための　渾身の魂

さぁ挑もう　憧れのグラウンドへ――

輝く　舞台　甲子園