最高傑作ってわかってる
だから最後が来るのは
嫌だって思うの
才のない弱気な物書きから
浮かんだ渾身の話
今まで類を見ないくらいの
期待度にない根拠
冴えない弱気な主人公は
生まれ変わった僕みたいで
今まで類を見ない
君を好きになるのさ
愛とアイデアが溢れ出してきた
きっと全盛期
いつか有名になるから待ってて
1日1ページ終わってく度
気持ちは低迷していくの
気づいたの
終わりが怖いのさ
最高傑作ってわかってる
だから最後が来るのは
嫌だって思うの
どうかこのまま序章のまま
ペンを置いて
別に俺売れなくていいや
最後の恋と言い切って
良いくらい最高な君だった、だから
どうかこのまま理想のまま
僕は一生の確証が
ないならいらないさ
バットエンド、ハッピーエンド
どちらも書き進めるのが辛くなった
あんだけ好きだったことが
嫌になるなんて思ってなかった
But どんだけ先が見えずとも
諦められる僕じゃなかった
あんだけ好きだった君を
やすやす忘れる
なんてできなかったな
最高傑作ってなんだっけ
終わりが来ればもう
駄作だって思うの
永遠なんてないのはさ
知っているけど
知っているけど
最高傑作じゃなくたっていいよ
最悪な終わりが来たっていいよ
そうだこのまま阿呆のままなら
まだ君のこと好きでいて良いかい
最後の恋と言い切って
良いくらい最高な君なんだ
わかってよ
どうかこのまま理想と違っても
いっときでも幸せが欲しいのさ
- 作詞
山之内ケリー
- 作曲
山之内ケリー
ミニマムジーク の“弱気賞”を
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