燦々照らす真夏のサイレン
さざめく心と語らった
最寄りの駅 繰り返し歩いては
オートマティックに運ばれた
散々誰かが歌い明かした
青空の意味を疑って
窓の景色 聞こえたミュージック
何を探したのだろう
焦るほどに 眠るほどに
自分だけの音・色などは無いんだと思った
それは蜃気楼 心が揺れる
青い空飾って 空を描いて
また一人探したけど
“今”を示す言葉
その言葉が浮かばない
弾けて消えていった 海の匂いも
青に染まっていくのなら
せめてこの日々は赤い花を咲かせて
騒々しくも笑い過ごした
時間が素直に愛おしい
それでもどこかで塞いでは
心が不確かに惑った
想像力の足りない脳に
オカルトの影が群がって
そんな風に雲ってしまう身体が嫌になった
もう何を描いても見えやしないんだ
言葉、想い、涙も全部 誰かと同じ世界
それでもこの手に握る迷いだけは
悲しいほどに自分だよと言える
夏の空、閃光が花を散らして
瞬間鼓動がぎゅっとなる
今を生きる時のその音を伝えている
弾けて消えていった海の匂いも
青に染まっていくのなら
せめてこの日々は赤い花を咲かせて
もう幾度と無い春、夏の影見送った
せめてこの日々は赤い花を咲かせて
- 作詞
Яetro:Nomё
- 作曲
Яetro:Nomё
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夏、ピンクレッドを探して
Яetro:Nomё
アーティスト情報
Яetro:Nomё
Яetro:Nomёは2019年に歌い手/ボカロPとして音楽活動を開始、近年では楽曲の作詞、作曲、編曲を自身で手掛けシンガーソングライターとして活動の幅を広げている。 真っ直ぐな優しい歌声で魅了する一面を持ちつつ、中毒性のある楽曲展開と独特な歌詞で、自身の人生観から織り成す彼ならでは世界観を創り上げる。
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