お互い何を手放してきた
失くした隙間に尽きない思い出話
木枯らしの更に向こうからは
春の嵐が
在るのは『らしさ』で正しさではなく
ましてや「私が」みたいな形あるものじゃない
見返した荷姿 傍ら あなたの姿
手を引いて 引かれてく
枯れてく草木を踏み締めよう
晴れて 歌えてる
きっと握らなくたって離れてはいかない
知らない景色の最中でも
あなたが あなたは
この星の引力さながら
繋いで無くとも繋がっているから
空いた手で星を取りに行こうか
消えてしまったと思った感覚さ
鬱が君と襲いかかる夜に
でしゃばって新しい過去を創り出して
Are you ready
獰猛であり本能でMovingフライト
エンディング
もうまともじゃいれはしないのに
歩いて来たBranching pathはね
綺麗な一筋だ
少々傷心 蝋燭煌々
放棄し合って相互
重い想いを棄てて
後方 残り香を梱包
踊り合っていようよ
何処へ向かったとして
お互い何を手放して来た
生憎愛情さえ荒んだ
だんだんグレーになった空は
白の絵の具で雲をpaint
This pain
溶け込みたくて時計見ず
高いビルの都会に抵抗無くTry
どれも光ってるネオン街 寝起きのまま
眺める文句ない空は黒い
案外安価な棚のパンなんか手に取り
笑った列のアンカー
誰も抜けないようなスピード
俺だけがトータルの中じゃタートル
見上げりゃピラミッド上のラビット
ほくそ笑む妄想は噂話 昔話
誰も俺を知らない場所へと
冷えてしまった想像や感覚が
『普通』が僕に襲い掛かる夜に
でしゃばって新しい過去を創り出してゆけ
Are you ready
獰猛であり本能でMovingフライト
エンディング
もうまともじゃいれはしないのに
歩いて来たBranching pathはね
綺麗な一筋だ
少々傷心 蝋燭煌々
放棄し合って相互
重い想いを棄てて
後方 残り香を梱包
踊り合っていようよ
何処へ向かったとして
- 作詞
詩奏, nujikam
- 作曲
SIGHOST
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マジックアワー (feat. nujikam)
詩奏
本作は、曲冒頭の『お互い何を手放してきた』という言葉の通り、お互いの実体験から感じた人生における『取捨選択』がテーマの楽曲となっている。
Beatは前々からやってみたかったアフロビートを選択し、ミキシングの際には『マジックアワー』の独特の空気感を再現出来るように音の奥行きにこだわり、その上でダンスミュージックとしてのグルーヴ感を損なわない仕上がりとなった。
アーティスト情報
詩奏
1990年生まれ、熊本県出身の千葉在住。 hiphopとの出会いは中学時代。田舎だった事もあり仲間が居ない環境化で活動を始めた結果、ビート、レコーディング、ミックス等全てを自らでこなすDIYアーティストと化した。 ビートメイカーとしては、boombapを主体とし,Jazzの要素を取り入れたCillサウンドを得意とし、ラッパーとしては、スキルフルなラップになめらかなフロウが特徴的な万能プレイヤー。 ソロやCREW、TORAUMA(ラッパー)への楽曲提供と、都内・ネット内にて活発に活動していたが、その後一時活動休止。2023年、4年の歳月を経てTORAUMAにより表舞台に引き戻され、その後毎月リリースを掲げ、ソロとしても精力的に活動。 2023年、過去にビートを手がけたTORAUMAの「椿」がTikTokを中心にバズり、話題を呼んだ。
詩奏の他のリリース
nujikam
SEESAW