存在の欠片のジャケット写真

歌詞

読書

隠世はてな

失った時間、引き換えに得たものは

あまり多くはありませんでした。

失った視力、引き換えに得たものは

自分を卑下する語彙ばかり。

取り繕った言葉のほつれ

気づいても直す術を知らず

汚い部分が露呈してゆく

失った自分、引き換えに得たものは

あまり多くはありませんでした。

失った気力、引き換えに得たものは

歯車としての形だけ。

傷付いたってごまかし続け

壊れたら不適合の烙印

明日はぼくが

電車を止めてしまうかも

すり変わっていった

ぼくのこころ 周りの景色

どうしようもない現実に

押しつぶされ周りを敵視

臆病になって言葉受け売って

思考は停止

こんなはずじゃなかったのに

なんで

絶望は愚か者の結論だって

人間は恋と革命のために

生まれてきたって

一般論を並べても

人はどこにも行けないって

知ったって なにもできない

気がついてしまった

信じてた解は 絶対じゃなかった

囀られた感情 情報が脳内

引っ掻き回した

ポケットの中で 指先だけで

世界を知った

私だけが 取り残されてた

すり変わっていった

ぼくのこころ 周りの景色

消費した言葉が

私の全部を 形作った

沸き上がる感情

いまなら 粗々 吐露できる気がする

探すの真の 自分自身の 解を

  • 作詞

    隠世はてな

  • 作曲

    隠世はてな

存在の欠片のジャケット写真

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