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Love is All

トラックリスト

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14年ぶりの正規アルバム『Love is All』

メロディーの美学、そして“声”の力が描くKJPOPの進化
The Whiteのメジャーデビューアルバム『Pray for the life』から14年——
そしてCAnとしては初となる正規フルアルバム『Love is All』が、ついにリリースされた。

本作は、日本での活動10周年を記念して制作が始まり、アーティストとして歩んできたすべての経験と学びを一枚の作品に凝縮することを目指して完成されたものである。コロナ禍を経て、「音楽の原点とは何か」「国境を越えて本当に大切なものとは何か」という根源的な問いに立ち返り、辿り着いた答えが、アルバムの中心テーマである「愛」だ。

全楽曲はその“愛”をめぐるストーリーを軸に構成されており、情熱的かつ多面的に表現されている。
代表曲「Just One Time」は、KJPOPの真髄を凝縮したナンバーであり、グローバル展開を見据えて日・英・韓の三言語で制作された。「Win」はURs時代から続くアップテンポスタイルを踏襲し、耳に心地よく響くシンプルなメロディーが特徴。さらに「Future1219」は、東京タワーでの定期ライブの記憶をもとに描かれた、希望に満ちた一曲となっている。
「Lie」は、日本の音楽コンテストでグランプリを受賞し、日本での活動の扉を開いた重要な楽曲の正式バージョン。切なさを湛えたラブバラードとして新たに生まれ変わった。「Reason to the Season」は、歌謡・ロック・ポップの要素を融合させた独自のスタイルで、ジャンルを超えた音楽的挑戦を象徴する作品となっている。
本アルバムの最大の特徴は、ジャンルの枠を超え、「声」そのものに焦点を当てた表現アプローチである。すべての楽曲において、ただ“美しい声”を追求するのではなく、曲の雰囲気や物語に寄り添った“自然な声の表現”が意識されている。歌唱スタイルにも大胆な変化が加えられ、アーティストとしての深化が感じられる。
また、全曲において生成AI技術を活用したミュージックビデオが制作されており、音楽と映像が一体となって世界観を最大限に表現することに成功している。これにより、作品の持つメッセージ性と芸術性がさらに高められている。

『Love is All』のリリースは、ユー・シアンにとって音楽人生の新たな幕開けであり、クリエイターとしてのステージを一段階引き上げる節目でもある。URs時代に表現してきた「国際・遠距離恋愛」のテーマは、今作において作家的視点と成熟した感性によって再構築され、より説得力のあるメッセージとして昇華されている。
日韓のクロスカルチャーから生まれた新ジャンル“KJPOP”のフロンティアとして、ユー・シアンの軌跡と進化が詰め込まれた『Love is All』。その「愛のメロディー」が、国境を越えて多くの人々にエネルギーと感動を届けることを心から願っている。

アーティスト情報

URs Records