死ぬなら今のジャケット写真

歌詞

驛の歌

スズキリウイチ

入手の間に間に ゆらゆられしじまに

改札の虚ろに 似たような背中に続く

奇麗な驛のホームに落ちてくる五月雨の群れ

見えない目で見ているよ

ぼたぼた降り注いでも

カサカサのプラットホーム

時計の針には敏感

気づかない人達が集まるこの場所

お酒の所為でなく 気温の所為でなく

あなたの所為でなく 歩調はへばり付く

粘着く驛のホームに落ちてくる陽光の群れ

夏でも冬でもなくて 朝でも夜でもない

不安な時刻を生きて

歩調のズレには敏感

暇のない人達が集まるこの場所

ナイフを持つその目 引き摺るその頭

泣き咽ぶその脚 零さぬ様抱えている

静かな驛のホームに刺さるダイオードの群れ

鉄路がガタガタ軋む

警笛が鳴り響いても

大人しいプラットホーム

鼓動の揺れには敏感

許さない人達が集まるこの場所

  • 作詞者

    スズキリウイチ

  • 作曲者

    スズキリウイチ

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アーティスト情報

  • スズキリウイチ

    1983.11.26生 東京都出身 愛媛県の離島在住 中学二年の時にギターを手にし、様々なバンドでベーシストとして活動し、2012年に東日本大震災の復興支援イベントをきっかけにソロ活動を開始。 ベース弾き語り、ギター弾き語りなどをする。 2016年、ファッションゲスパンクバンド「ゲスファーム」を結成。トラックメーカーとしての活動も開始する。 音楽活動以外にガラス職人、画家、作家、映像クリエイターなどの活動を通して、人間が幸せに生きることへの悲しみを表現している。

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