歌詞

秋の木漏れ日の中に　僕の影が映る

沢山の足に踏みつけられて面白いね　影は長く伸びていく

「早く死ねばいいのに」って呟きながら夜が入ってくる

幾度となく振り払ってきたはずなのに　どうしてこんなに辛いのかしら

簡単な計算問題も　一か八かの決断も　間違えて

疲れた体を横にして　朝が来れば体を縦にして

人類人類　聞こえますか？

生きてりゃいいとか本当ですか？死んで楽になりましたか？

人類人類　歩けますか？

僕はもう進めそうもないけど　上手い事やっていってください

秋の木漏れ日と影の間　立ち止まる僕たち

左手であの子を抱きしめて右手で誰かの首絞めて　凍りついた目付きで笑う

「早く死ねばいいのに」って思いながら愛を語る

右の日陰にゴロンと鈍い音が響いて　左の日向には白い朝顔が咲く

言っちゃいけない言葉を　やっちゃいけないやり方で　土に埋める

温もりで温もる温かい部屋　何処かで血の雨が降る

人類人類　聞こえますか？

僕はもうダメかもしれないけど　このままでやっていけそうですか？

人類人類　続けますか？

愛を謳うも罪を嘆くも　共感と論破に媚び諂ってさ

人類人類　聞こえますか？

僕はもうダメかもしれないくせに　そこそこそれなりにやっています

人類人類　我が儘言って良いですか？

まだまだ死ねない僕の居場所を少しだけ空けておいて下さい

これから生きる彼らの事を考えてから死なせてください