Lyric

夜中の海は世界のすべて

詰め込んだ宝箱のようだ

波打ち際　運ばれた

貝殻も光ってる

まだ何者にも

なれてない僕を

波は優しく

包みこんでゆく

潮騒が耳に触れる

懐かしい匂いがする

ひび割れてしまいそうなこの心

瑠璃色に染まってく

漣の白い泡になり

この海に溶けてしまえ

柔らかい風にただ

さらさらと

揺蕩う　僕は海月

夜空の月は寂しい心

照らしてくれる

灯台のようだ

迷子になった僕を

どこからでも見つけ出す

形あるものは

ここに流れ着く

波にさらわれて

この海に還りたい

潮騒が耳に触れる

懐かしい匂いがする

ひび割れてしまいそうなこの心

瑠璃色で満たしてく

漣の白い泡になり

この海に溶けてしまえ

柔らかい風にいま

さらさらと

揺蕩う　僕は海月

満たされた心から溢れ出す

涙は海の色