寒さの中で目を閉じて耳を塞いで泳いだまま、
切りつけるマイナスの風の中に
優しさを見つけてしまった。
ざわめいた桃色の空気が弱いだけの心の奥に傷をつける。
春の匂いがして僕はこわくなった。
取り残された冬の街でただ空を見上げていた。
寒さの中で目を閉じて、優しくなんてしないで。
痛いから。
ざわめいた桃色の空気が弱いだけの心の中に傷をつけていく。
春の匂いがして僕はこわくなった。
おぼつかない足取りのまま前に進めないで立ちくらむ。
春の匂いがして、
「辛いな」ってつぶやいて笑うことを少しやめた。
大丈夫の言葉も、声も、空々しくて仕方ないや。
柔らかな風も、
声も、
平気な嘘も、
ここで立ち尽くすには充分すぎる理由で、
柔らかな陽だまりはこの胸を辛くさせる。
まだ冬の中に立っていたいんだよ。
- Lyricist
ssk
- Composer
onnanokonomarch
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smells like spring
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say
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I'm a bad person asking someone to answer me
onnanokonomarch
- 5
25 years old adolescent (rerecording)
onnanokonomarch
from Kyoto
Artist Profile
onnanokonomarch
いつまで経っても思春期が終わらない、 不器用な大人に捧ぐロックバンド