Hourglass Front Cover

Lyric

Hourglass

TOM-ATOM

いつからだろう僕はひどく怯えていた

影の中でうすら笑うしがらみから

しがみついて盾にしてた今現在が

思い出になる瞬間が怖かった

あの夏がそうだったように

二度とは戻らないんだろう?

解けきってバラバラになった靴紐を

座り込んで結び直す気力もなく

走り続ける列車を眺めながら

藍色のコンクリートにうずくまる

あの夏がそうだったように

二度とは戻らないんだろう?

カウントダウンが始まる前に

走り回ってもきっと

知らないまま

追いつけないまだ

もらったもの忘れたもの数えてたら

数えきれないほどあることを思い出す

その中から僕のないものだけを引いたら

空っぽで古くなった自分だけが残った

あの夏がそうだったように

捨てきれなかったものさ

いつものことだったと言い聞かせながら

いつも通り帰り道を歩くけど

駅のホームで冷たい風集めながら

いつか忘れてしまうことに気づくんだ

僕は立ち止まってたい

消え去ってしまいたくない

カウントダウンが始まる前に

走り回ってもきっと

知らないまま

追いつけないまだ

いつからだろう僕はいつも怯えていた

影の中でうすら笑うしがらみから

しがみついて盾にしてた今現在が

思い出になる瞬間が怖かった

あの夏がそうだったように

二度とは戻らないんだろう?

でも見えなくなる前に

ただ僕は手を振ってやろう

知らないまま

追いつけないまだ

  • Lyricist

    tom

  • Composer

    tom

Hourglass Front Cover

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