美しくてたまらなくて冬の夜に砕け散った瑠璃色の未練だけを握りしめてる
永遠かのようで呆気なく過ぎていった日々の傷口から溢れだした青は
拭われないままゆっくり混ざり合って転がるその音が呪いとなって
もし。なんて泡沫で見る夢を根拠もなく描いてつつまれ眠った
もし。なんて浮かれた話だろう。
気づいてほら今もどこかにしまった宝石が
美しくてたまらなくて触れるのが恐ろしくて
脇道に咲いている菜の花を摘んだ
「君以外何も要らない」この手には重たすぎて
片手の平のほどの後悔だけが今も爛々と僕を責め立てている
永遠かのようで呆気なく過ぎていった日々の傷口はもう塞がっていたんだ
もし。なんて女々しい話だろう泥に取られた足は今も動かせずに
もし。なんて浮かれた話だろう
覚悟なんて持てないだから描ける空想が
美しくてたまらなくてむず痒くてたまらなくて
脇道に咲いている菜の花を踏んだ
「君以外何も要らない」無責任な言葉ひとつで
繋ぎとめていられるものがあるのならそれはきっと変わりがあるのだから
美しくてたまらなくて触れるのが恐ろしくて
脇道に咲いている菜の花を摘んだ
「君以外何も要らない」この手には重たすぎて
片手の平のほどの後悔だけが冬空を閉じ込めたラピスラズリ
- 作詞
garnai
- 作曲
garnai
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