Lyric

出逢わずとも生きて来て 出逢わずとも生きて行くだろう

なのに 僕ら いつか当たり前になって 言えなくなってしまうから

だから その

喧嘩するほど仲が良い そんな言葉を真に受けて

君が居る夏を ひたすらに眺めては

春を見やしなかったよ

最後には傍に居れると思うよ

どんな想いも一秒だって 愛しくて ほっとけないよ

出逢わずとも生きて来て 出逢わずとも生きて行くだろう

なのに 僕は 君を当たり前に思って 大切に出来なかったよ

だから ここに居るんだよ

喧嘩したって そこには居る 君を知らない人になりたい

これから先なんか どうでもいい

そんなの嘘 期待している よくない癖に

心の在り処が分かるほどに 胸が痛むよ

生きている内に 忘れる事は 多分ないな

在り来りの言葉も 君が そっと変えてしまうから

今日も 側で聞こえるはずのない 僕宛の会話に 振り向いてしまうよ

「あれ、そうだっけ ごめんね」

出逢わずとも生きて来て 出逢わずとも生きて行くのに

君を当たり前に思って 大切に出来なかったよ

だから いっそ

運命なんて言葉に甘えて 見失うなら

いつか 君が居なくなってしまう事に 怯えたままでいい

そりゃあ もう笑えないくらいに 怖いけど