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「さよならバイバイまたいつか」
内気な高校生の少年が、初めて本気で恋した少女との別れを歌う、切なくも美しいバラードロック。
図書室での出会い、帰り道のコンビニで買ったアイス、LINEのやりとり─
何気ない日常の中で育まれた純粋な初恋。
しかしクラスが離れ、友達の目を気にして素直になれず、二人の距離は少しずつ広がっていく。
「ちゃんと私を見てよ」という彼女の涙の言葉に、何も答えられなかった後悔と心の痛み。
不器用で臆病だった少年の心情を、アコースティックギターと繊細なストリングスが包み込む。
サビでは感情が溢れ出す。
ピアノとドラムが加わり、胸を締め付けるような切なさが最高潮に達する。
「恋なんてしなければよかった─でも、それは嘘だ…」
痛みと感謝が交錯する、青春の1ページ。
別れの痛みを受け入れながらも、「またいつか逢えたら」という希望を胸に、少年は新たな一歩を踏み出す。
少しかすれた温かくも儚いボーカルが、純愛の記憶を優しく歌い上げる、ほろ苦い青春ラブストーリー。
※この楽曲は、高校生の「夜野帳さん」との対話からインスパイアされ制作されました。夜野さんに感謝を込めて…
音楽プロデューサー。 作詞、作曲、あとボーカル、グラフィックデザイン、MV制作、経理、人事、マーケティングとかも、全部ワンオペで完結させる。 現在、東京の喧騒の片隅にひっそりと潜み、誰も予想できない謎の音楽を誰にも頼まれていないのに密かに生み出す。 2025年夏、ごく普通の日常を送っていたある日、長年眠っていた音楽的才能が突如として爆発。 前兆はなかった。予告もなかった。その原因は不明で本人が一番困惑している。 生み出される楽曲は、ポップでありながらもどこか哲学的で神秘的。インスピレーションから紡がれるその楽曲は、聴く人の心をやさしく包み込み、静かに未来のビジョンへと導く。 まるで宇宙と地球が共鳴するように、清らかで透明感あふれる「アクアブルーの波動」を放射。聴く者は青い深海から宇宙の果てまでの旅を一瞬で体験してしまう。 しかしその一方で、厄介な別の側面がある。 突如として、世間の常識を粉砕する「ぶっ飛んだ、ふざけた歌」を真顔で創り出すのだ。 その曲を聴いた人々は最初「何を聴かされてるんだ…?」と困惑し、次に「なぜ誰も止めなかったの…?」と心配し、最終的には「なぜか涙腺が緩んだ…」と奇妙な感動に包まれてしまう。 この摩訶不思議な能力はまだ解明できていない。 驚くべきことに、そのサウンドは「理論や知識」から生まれているわけではない。 もっぱら「無限のインスピレーション(という名の現実逃避)」と「魂の直感」だけを頼りに、独自のワールドを構築している。つまり、再現性はなく、次に何が生まれるのか本人にもわからない。 そしてもうひとつ、説明のつかない特異体質がある。 インスピレーションが降りてきた瞬間、恐るべきスピードで楽曲が完成する。 カップラーメンができあがる頃には、イントロからアウトロまでが脳内で鳴り響いている。 コーヒーが冷める頃には、DAWに打ち込みが終わっている。 上司が会議で話し終わる頃には…いや、会議中は絶対にやっていない。絶対に…。 この異常な制作速度の秘密は本人にもわからない。 というか、気づいたら作業が終わっている。 本業は普通の会社員(という名の社畜?)らしい。 昼間はエクセルの海原を泳ぎ、クレーム対応という名の荒波に揉まれ、会議という名の時空の歪みに吸い込まれている。しかし夜の帳が降りると同時にヘッドホンを装着すると無限の宇宙と直結したかのような音楽が溢れ出す。この劇的すぎるコントラストこそが【AQUABLUE】最大の特長であり、その音楽を唯一無二のものとして、聴く者を魅了してやまない最もふざけた秘密なのである。 さあ、エクセルファイルを閉じて(※ちゃんと保存してから)・・・今宵も宇宙の彼方へとダイブしよう…