歌詞

この手からこぼれ落ちていったんだ

「多分」大切にしていたものが

あぁ僕が僕のままでいれたなら

違った答えを選ぶかな

本当の自分に仮面をつけて

迫り来る波に　心を固めて

だって　そうさ

この世界はいつだって

正直者ばかりが馬鹿を見る

将来を綴った作文も

夏休みに描いた絵日記も

思い出せないほど色褪せて　今は

視界すら霞んだまま

淋しく香るセピア

夢から覚めたように淡く

片手で数え切れそうな

「今」の温もりを　確かめさせて

まるで深い海の底のような

光も届かない毎日は

思い出したくない　これからは

僕だけの明日を見る

続きを知らないままの

日々から栞を外して

ねぇ聞いてよセピア

僕はもう大丈夫だよ

片手で数え切れそうな

「今」の温もりを　確かめさせて