たかだか ファンタジーのデジタルメモリー
みんなを起こさねえよう千鳥足
昔の失敗を未だに気負うダチも
一歩 前に進んで独り立ち
少子高齢化の勢いは増し
静けさと哀愁が漂う町
若い芽を摘まず 周りに目を配る
幼少期の夢 探し手を伸ばす
大切なことだけ教えない教科書
嫌いな自分と入れ替わる放課後
息吹きかけると息を吹き返す
連れがアニキから貰ったスーファミのカセット
仲間のライブ見て奥歯 噛み締めて
弱い自分受け入れ 抱きしめて
寝言は夢見てなきゃ言えないし
弱音だって歌詞にしちまえばパンチライン
あの日の空見て思った俺は
生きてさえいればなんでもできた
感情で埋める白紙のページ
狭い部屋のゴミ箱飛び越えた
太陽が月に覆われる頃
雲の隙間から希望の光
笛の音が響く最終列車
さよなら また会うその日まで
息つく間もなく行き着く地獄に
一日も早く落とそうとする死神
どうせ奴らからしたら遺書だって鼻紙
生まれ落ちた瞬間に手渡しの赤紙
曖昧な善悪が渦巻く世界で
情けなく咽び泣く隅っこの方で
死んだ方がマシなことなんてザラにあるけど
死んだ方がいい人はそんなにいないぞ
吐いた唾を飲まず microphoneで歌う
マイナスをプラス 書いた詩を繋ぐ
目を凝らす 耳を澄ます
胸と声と意地を張る 道を指す針に抗い続ける
人の失敗を笑う奴もいるぜ
でも自分自身だけは笑わないでいてくれ
誤魔化した感情じゃリスナー食らわない
俺にだけは俺の嘘は絶対に通じない
あの日の空見て思った俺は
生きてさえいればなんでもできる
感情で埋める白紙のページ
狭い部屋のゴミ箱飛び越えた
太陽が月に覆われる頃
雲の隙間から希望の光
笛の音が響く最終列車
さよなら また会うその日まで
- 作詞
乃亜
- 作曲
YELLADADDY
乃亜 の“last train”を
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