歌詞

都会のセミ嫌われてても 今を声の限り鳴いていた

儚い命 自然の摂理 生きる使命があること羨ましく思った

暗い駄目の延長戦 浮かび上がった過去のトラウマ

どうせみんな種の繁栄「一人じゃないから」もううるさいなって

ヘッドフォンで耳を塞いだ

この未来って ひろがっていて

でも一歩先が分からないんだね

いっそ全部壊してくれ

抜け殻にもなれない 遠いある夏の日

探せどないやりたかったこと 地べたを這いずり黙る僕は

上を見てまた比べてばかり どこにでも行ける自由が妬ましく思った

傷つけた境界線 いつかのハリネズミのジレンマ

あれこれ群れをなして 近づいてなんだまた部外者って

報われない小さな嘘をついた

この未来って ひろがっていて

でも一歩先が分からないんだね

いっそ全部捨て去って

ただ笑って楽になりたいだけなのに

拝啓、音楽に救われた人へ 壊れてない部分はまだあるかい？

背負い込んだ君だから 後悔も悲しみも武器になる日がくるはずだから

生きて良かった 泣けて良かったって

納得出来るまで抗ってやろう

僕はここにいるんだって

あの時のセミのように 叫び続けてやれ

嗚呼