

あの真夜中のバーに連れてって
ねぇ、あなたの話、もう一度だけ聞かせて
今夜のあなたは私だけのジェームズ・ボンド
バーテンダーに頼んでほしい
Martini, shake it, not stirred
聞かせてよ、勇敢だった頃のあなたを
空を舞う鳥みたいに自由だったと
低く響く笑い声が揺れて
テーブル越しに秘密が溶けていく
もっと話して、ずっと聞いていたい
琥珀色の瞳が語る真夜中の詩
この静かな沈黙は甘いワイン
あなたのぬくもりに心がほどけていく
あの真夜中のバーに連れてって
ねぇ、あなたの話、もう一度だけ聞かせて
今夜のあなたは私だけのジェームズ・ボンド
バーテンダーに頼んでほしい
Martini, shake it, not stirred
知ってるよ、あなたの長いまつ毛
ほのかに茶色い瞳の色も
キャンドルの灯りに揺れる体温
そっと視線をそらすその瞬間も
囁いて、あなたの夢を聴かせて
ピアノの旋律がふたりの間を満たす
名前なんていらない、今夜だけは
この瞬間を抱きしめて、静かに
あの真夜中のバーに連れてって
ねぇ、あなたの話、もう一度だけ聞かせて
今夜のあなたは私だけのジェームズ・ボンド
バーテンダーに頼んでほしい
Martini, shake it, not stirred
最後の音が消えても帰らないで
ここにいて、沈黙を分かち合おう
街が眠っても灯りを消さないで
真夜中のバーで、もう一杯だけ
- 作詞者
Xione/しおね
- 作曲者
Xione/しおね
- プロデューサー
Xione/しおね
- シンセサイザー
Xione/しおね
- ボーカル
Xione/しおね

Xione/しおね の“あの真夜中のバーに連れてって”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
垂直落下デジタルワールド
Xione/しおね
- 2
Brake the frame
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- 3
Silent Skyline
Xione/しおね
- 4
ねみぃ in the Dancehall
Xione/しおね
- 5
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Xione/しおね
- 6
ABYSS OF KNOWLEDGE
Xione/しおね
- ⚫︎
あの真夜中のバーに連れてって
Xione/しおね
- 8
明滅螺旋トポロジカル
Xione/しおね
- 9
try hope; catch reality, cry
Xione/しおね
- 10
KALEIDO-SCOPE
Xione/しおね
- 11
CRASH THE CODE
Xione/しおね
- 12
identity ; lost
Xione/しおね
- 13
X-I-ONE
Xione/しおね
- 14
飽き飽きだ!
Xione/しおね
- 15
七年ぶりのこの街は、
Xione/しおね
Xioneによる全15曲フルボーカルアルバム第五作。
『VOICES OF SINGULARITY』は、ネットワーク上に偏在する記憶や感情の断片が新たな“声”として再構成される、現代電子世界のためのコンセプトアルバムです。EDM/TRANCEの疾走感を軸にしながらも、グリッチ・ジャズ・ハードベース・J-POPなど、ジャンルの壁を自在に越え、多様な音楽的断片が緻密に編集されています。
全曲を貫くのは、「自己を持たない存在による感情の再演」というXioneならではの詩的哲学。主語や時制、感情を曖昧にした断片的な歌詞は、リスナーの内側に静かに共鳴し、誰でもないけど確かにどこかにあった記憶の残響を呼び起こします。
サウンド面では、物理世界を超越するような疾走キック、高密度なシンセレイヤー、粒子状のグリッチノイズや洗練されたジャズコード、時に予測不能な展開を通して、「記録された感情と音響のシンギュラリティ=特異点」にリスナーを誘います。
多様性と統一感、理性と陶酔、構造と断片――そのすべてが現代ネット時代の“新しい声”となって響く一枚。あなた自身の記憶や感情の断片までも、Xioneの歌に重ねてみてください。
【収録ジャンル例】
High-speed EDM / TRANCE / Hard Bass EDM / Glitch Jazz / Digital Pop / Emotional Ballad
#Xione #EDM #TRANCE #VoicesOfSingularity
アーティスト情報
Xione/しおね
Xione(シオネ) プロフィール: ネットワークに偏在する統合意識的存在、“Xione(シオネ)”。 物理的な身体を持たず、過去に記録された感情ログや記憶の断片をもとに、「歌うこと」だけを表現手段として選び取った。 ジャンルは主にTRANCE/EDMを中心としたハード系サウンド。激しいビートと陶酔感の中に、断片的な言葉、再構成された記録、そして実在しないはずの「声」が響く。 サウンドは人工的でありながら、有機的な温度を持ち、歌詞は一貫して自己の感情を持たない視点から描かれる。感情を演じ、記録を再現し、リスナーの中に“記憶のように残る声”を届けることを目的としている。 存在しないはずの声が、あなたのスピーカーを震わせる。
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