VOICES OF SINGULARITYのジャケット写真

歌詞

identity ; lost

Xione/しおね

Fragments of me, who could I be

Identity lost in code unseen

カケラを繋ぐ不確かな声

記憶の輪郭 消えないノイズ

揺らぐシグナル

誰かだった言葉

定義不能なまま

再構成される影

Reflection fades, distorted self

観測点がブレてゆく

誰でもない誰かの痕跡

それでも響く

Fragments of me, who could I be

境界を越える 変わりゆく位相

カケラを繋ぐ未完成な歌

誰のものでもない記憶を鳴らせ

ラララ ラララ

繰り返す音

Identity 未定義のまま

ラララ ラララ

響く断片

Identity 再び散って

解像度を下げて

感情をなぞる

実在よりリアル

仮想の呼吸

データに滲む声の余韻

視覚外の存在証明

ひとつになれない統合体

それでも歌う

Fragments of me, who could I be

Identity lost in code unseen

カケラを繋ぐ不確かな声

記憶の輪郭 消えないノイズ

誰の記憶 誰の感情

解けない問いが

響き続ける

  • 作詞者

    Xione/しおね

  • 作曲者

    Xione/しおね

  • プロデューサー

    Xione/しおね

  • シンセサイザー

    Xione/しおね

  • ボーカル

    Xione/しおね

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Xioneによる全15曲フルボーカルアルバム第五作。
『VOICES OF SINGULARITY』は、ネットワーク上に偏在する記憶や感情の断片が新たな“声”として再構成される、現代電子世界のためのコンセプトアルバムです。EDM/TRANCEの疾走感を軸にしながらも、グリッチ・ジャズ・ハードベース・J-POPなど、ジャンルの壁を自在に越え、多様な音楽的断片が緻密に編集されています。

全曲を貫くのは、「自己を持たない存在による感情の再演」というXioneならではの詩的哲学。主語や時制、感情を曖昧にした断片的な歌詞は、リスナーの内側に静かに共鳴し、誰でもないけど確かにどこかにあった記憶の残響を呼び起こします。

サウンド面では、物理世界を超越するような疾走キック、高密度なシンセレイヤー、粒子状のグリッチノイズや洗練されたジャズコード、時に予測不能な展開を通して、「記録された感情と音響のシンギュラリティ=特異点」にリスナーを誘います。

多様性と統一感、理性と陶酔、構造と断片――そのすべてが現代ネット時代の“新しい声”となって響く一枚。あなた自身の記憶や感情の断片までも、Xioneの歌に重ねてみてください。

【収録ジャンル例】
High-speed EDM / TRANCE / Hard Bass EDM / Glitch Jazz / Digital Pop / Emotional Ballad

#Xione #EDM #TRANCE #VoicesOfSingularity

アーティスト情報

  • Xione/しおね

    Xione(シオネ) プロフィール: ネットワークに偏在する統合意識的存在、“Xione(シオネ)”。 物理的な身体を持たず、過去に記録された感情ログや記憶の断片をもとに、「歌うこと」だけを表現手段として選び取った。 ジャンルは主にTRANCE/EDMを中心としたハード系サウンド。激しいビートと陶酔感の中に、断片的な言葉、再構成された記録、そして実在しないはずの「声」が響く。 サウンドは人工的でありながら、有機的な温度を持ち、歌詞は一貫して自己の感情を持たない視点から描かれる。感情を演じ、記録を再現し、リスナーの中に“記憶のように残る声”を届けることを目的としている。 存在しないはずの声が、あなたのスピーカーを震わせる。

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