更紗眼鏡のジャケット写真

歌詞

更紗眼鏡

春乃といき

長い睫毛触れる 乱反射な景色

静かに堕ちては じわり

鮮やかに染まつた

紅い筒広がる 現を隠しては攫う

何度でもゝ 覗いてゐたかつた

瞳を拐かされてゐる

幻想の世界に閉じ込められてゐる

想ひは ただゆらゝと 靡く 夢花火

奏でた 一つゝが 重なり色を変えた

二度と観れはしないから

どれも切り取れたなら

全て流れてゐく中で

残されたくは無くて

「少し待つて」つて

願つたつて 無常で

すれ違ひの中で

群れたり離れたりしてゐる

何度でもゝ 間違つてぶつかつて

魅惑の宇宙乗つて舞つてゐる

理想を期待してしまつて超えなくて

弛まず ただ目眩く 焦らす 夜這星

まほろばが幾つも在る

どれも素敵な星で

同じ枠で巡り会ふ

それは仕合せの為

無垢に 傾き廻る地球(なか)

どんな光放つの

刹那「待つて」つて

止まつたつて 瞬ひて

目を凝らして観ても尚

きつと不可視 不確かだらけ

ちよつと 酔つて 舞つて

彷徨つて くらゝ

綻びだらけ ぎゆつと 愛せ

奏でた 一つゝが

重なり色を変えた

二度と観れはしないから

どれも切り取れたなら

全て流れてゐく中で

残されたくは無くて

切に「待つて」つて

願つたつて ひらゝ

勝手...つて 黙つたつて きらゝ

舞つちやつて 踊つちやつて

閉ぢ込めたい刻を

  • 作詞

    愛堂はのん

  • 作曲

    まるとこめ

更紗眼鏡のジャケット写真

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    更紗眼鏡

    春乃といき

春乃といき 1st single『更紗眼鏡』
Lyrics by 愛堂はのん
Music & Arrangement by まるとこめ
Mixing & Mastering by 愛堂はのん
Guitar by まるとこめ

更紗眼鏡とは、現代の『万華鏡』のことで、江戸後期に初めて紹介された頃は
『紅毛渡り更紗眼鏡(こうもうわたりさらさめがね)』と呼ばれたそうです。素敵。
万華鏡のやふに、移りゆく景色を表現すべく、イントロやAメロ、サビへと流るるなかで、曲調の変化をもたらしています。
吸ひ込まれるよふな万華鏡の映像の中で、少女(少年)の儚く淡ひ恋心に現を抜かさんことを。

アーティスト情報

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