Track List

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タイトル曲
【大阪ララバイ】
 若い木の芽のようなあなたに心惹かれた時から、この日が来るのは解っていた。泣かないと決めていた。あなたの悲しげな眼を見るのが辛いから、とても辛いから何も言わずに子供のように1日をはしゃいで終わらせたの。今、疲れて眠るあなたを見ていたら、もう…どうしようも無いくらい涙が溢れ出て止まらない。
出逢ったこと、愛したこと、愛されたことの2年に有難う。私は行きます。あなたも無限の明日に羽ばたいて下さいね。

【カサブランカの雨】
フラワーショップのウィンド越しに鮮やかなカサブランカ。この花が好きなの?とあなた。一番好きな花なのと私、そして、もし私達がさようならをする日が来たら、この花を贈ってなんて、あんなこと言わなければ良かった。小さなすれ違いの中で生まれた過ち。許し合えると思っていたけれど。今、あなたを失って何処に一歩を踏み出せばいいのか判らない。降り出した雨の中消えて行く後ろ姿。私は、カサブランカを抱きしめていつまでも動けない。寒い、寒いこの街角で。

【北山恋歌】
 ここは生まれて育った、うちの古都(まち)です。あなたと出逢って好きになって、ここで暮らせたらどんなに幸せやろか、と淡い望みを抱いていました。
僕の夢に一生付き合って着いてきてほしいとあなたはい言わはった。嬉しいけど、悩んでも、いくら考えてもやっぱり無理やった。あなたと別れて今うちは、円山公園の枝垂れ桜を思い描きながらつづれの帯を織っています。あの桜が大好きやったあなたに見てもらう日は来ないけど。

Artist Profile

  • Minako Mizutani

    三重県、四日市市出身 1990年全国詩吟コンクールで優勝するなど、高校生のころから伸びやかな美声でたくさんのグランプリを受賞した。2015年くらいから歌謡曲に興味を持ち、主にリズムのあるポップス歌謡曲を歌い始める。 2016年「第1回全日本こころの歌謡選手権大会」(一般社団法人心を伝える歌の木を植えよう会主催/内閣府後援)に「だってGIRI GIRI」を歌唱して決勝大会に出場、「こころ歌大使」を委嘱される。2018年同大会の「課題曲歌手オーディション」に合格「夢舞桜」でメジャーデビューをする。   その後、作詞家・高林こうこ、作曲家・山田ゆうすけのプロデュースで、新たに3曲の作品にめぐり逢い、2023年5月にリリースする。個性的なベルベットボイスで奏でる彼女の歌は、その作品をドラマチックなステージへといざなう魅力がある。

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