御伽噺みたいな話
かき集めて愛を描いた
騙し騙し満たされてると
言い聞かせて心を照らす
穴の空いた瓶に水を注いでる
重いことばかり底に溜まった
あなたの夢が見られるように
夜の衣を返して眠る
花が枯れるように私も年老いて
目も当てられなくなる前に
この世を飛び出して逃げてしまおうか
生きた心地にも飽きただろう
息を吸って
毒を吐いて
苦しくなって
眠りにつけないまま
夜は溶け
角の立った
言葉たちが
ただただ宙を舞い揺らぎ
色付いた木が
街の模様替えを進める
浮ついた日々も
酷く淀んだ過去も
不安が詰まった明日も
嫌気がさす
どんな悲劇も喜劇も
他人事なら娯楽に過ぎないよな
部屋の中から見る
外は非現実で
1つ線を引かれているみたいで
春に詰まった
意欲を焼いて
焦げ消えた
火を置いていった
夏に溶かした
二人の愛も
育だなくて
呆気なく枯らした
秋が澄んで
乾ききった
心なんて
凍らせてしまえ
冬が冷やした
日々を泳いで
溺れそうな
息はいつまで持つだろうか
- 作詞
Nu:ll
- 作曲
Nu:ll
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眺めせしまに
Nu:ll
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