

時を編む風が 頬をなぞっていく
忘れられた声が 眠りに揺れてる
終わらぬ祈りを 胸にひそめながら
あの日の空を また夢に見ていた
名もなき誰かを ずっと探してた
影さえ遠くて 心が揺れていた
君でも 私でもない存在
記憶に咲いた 透きとおる形
数多の答えに 手を伸ばして
掴めぬものほど 愛おしくなる
言葉にならぬ願いが
宙の彼方に拓かれる
時の歌が 空に舞う
答えのない夢をつれて
巡り巡る 記憶のなか
消えはしない 名もなき歌
光は消えて 音もなく
残された足跡だけが語る
本当にここにいたのかと
風が静かに問いかける
過去でも未来でもなく
この瞬間に宿る祈り
名もなき願いの形が
今 私を生かしてる
時の歌が 風を裂く
砕けた夢の向こうから
忘れられた願いさえ
胸に響く 名もなき歌
言葉を捨てた世界のなかで
触れられぬ想いが 重なりゆく
見えなくても 聞こえなくても
何処かできっと 伝わっている
時の歌が 空に還る
願いも嘆きも抱きしめて
世界が終わる その瞬間も
響きつづける 名もなき歌
静寂のなかで 蘇る
君のぬくもり 言葉のない詩
綴られていく 曖昧なままに
でも 確かにそこにあるもの
- 作詞者
Sylva
- 作曲者
Sylva
- プロデューサー
Sylva
- グラフィックデザイン
Sylva
- プログラミング
Sylva

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名もなき歌
Sylva
アーティスト情報
Sylva
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