Lyric

夏の終わりに心が荒んだ

不適合者なりの努力は成した

日に日に手の震えが増えてった

余裕が欲しくて幻を買った

空回りに様変わり 儚い

夢半ばの壁は増えてくばかり

呼吸は苦しいが今も生きてる

死んでると同等の明細書

このまま全て終わってしまえと嘆いた僕の音楽は今

薄暗い六畳の部屋で僕の机にナイフを置いてった

早寝をしたら居場所が無くなると神様がそう悟ったから

息を潜めた

思い出に浸る余裕がないから成人式には行かなかった

なけなしの野口46枚のメダルに時間を割いていた

あの頃の僕が見たらきっと君は僕を殴ってくれるのかな

今の僕を追い込むアンチテーゼ

城東公園のラジオ体操 混老頭二極と自我の主張

健康診断へのすまし顔 全て傍観して過ごしてた

無気力の出勤も辞めにしようだから行かなかったんだ

タバコの煙と共に宙へ舞えたなら

このまま全て終わってしまえと嘆いた僕の音楽は今

薄暗い六畳の部屋で僕の机にナイフを置いてった

本音を打ち明けるのは弱さだと自分の脳に焼き付けて

息を殺した

今だけ誰かに助けて欲しいと嘆いた僕の弱い言葉

芸術にしたら救われるなんて自惚れた甘い肖像画

「もしも」なんて言葉に期待出来るほど僕は強くないから

僕を殺した