

ねぇ、このまま朝を誤魔化そう。
起きてしまえば、傷が痛むから。
君が笑った三秒だけで、
私は勝手に期待してた。
折れたレシート、白い裏側へ、
言えないことだけ押し込んだ。
正しい顔には慣れているのに、
悪い顔だけ下手なままで、
化ける前から、たぶん私は私だった。
もしも誰かに聞かれたら、
私が先に間違えるよ。
「平気です」って言うたびに、
傷ついていくから。
私たちはきっと、
笑い方ばかり上手くなっていく。
「あなたの白さを半分ください」
なんて言えば、汚しそうで嫌だな。
どうせなら同じ嘘をつこう。
名前のつかない傷くらい、
二人で持てばいいから。
ひとりで白く済ませないで。
君の癖を真似してみても、
私にはどうにも似合わなかった
眼鏡の奥で眠らないものが、
こちらを見ないで息をしていた。
救われたいとは言わないくせに、
救う側だけ選びたがって、
昨日しまった小さい飢えが、
今日のあなたを迎えに来た。
私が先に悪くなるから、
君は少し遅れて来てね。
扱えない感情を持っても、
物語みたいに死ねないからね。
あなたのことを知ったふりで、
知らない場所だけ見ないふり。
だからせめて同じ靴で、
同じ段差につまずこう。
全部を背負う顔をしないで、
私にも少し残しておいて。
愛してるって言うよりも、
黙って噛む方が似合う日がある。
君が先に笑うなら、
私は後から汚れてみせる。
爪を隠して眠るくらいなら、
制服の袖でも破ればいい。
いい子のままで壊れるなんて、
そんな器用なことできないよ。
どうせ朝には戻るのに、
名前を書く手も震えるからね。
あなたの代わりに痛むなんて、
やっぱり少し嘘だけど。
白いままで終わらないで、
ひとりで正しくならないで。
こんな考えを美徳と呼ぶのは、
少し悪趣味だよね。
ごめんね。
ごめんね。
- Lyricist
Yorune
- Composer
Yorune
- Producer
Yorune
- Vocals
Yorune

Listen to Dry Feathers, Lying Wings by Yorune
Streaming / Download
- ⚫︎
Dry Feathers, Lying Wings
Yorune
She did not want to be saved.
She only wanted someone to notice
the nameless feelings breathing beneath her practiced smile.
This is a song for her.


