歌詞

どこへ向かえばいいのかも分からないまま

今も一人あの冬に立ち止まっていた

問いかける言葉は白い息となりまた

消えてゆく

消えてゆく

悴む掌をずっと

叶う事ない夢を

握りしめてた

灰色の空からこぼれ落ちる

優しくも冷たく濡らしてゆく

まるでこの胸の中映し出すように

雨でも雪でもない

霙になる

この冬にはもう積もるものは何もない

あの隣で見た同じ景色でさえも

綺麗に色付いたままの明日とともに

消えてゆく

消えてゆく

変わることない愛をずっと

かけがえの無い出逢いを

色褪せることなく

描いた日々は刹那刻み込んで

そばにいてくれてただありがとうって

繋いだこの手を今そっと離すから

いつか永遠の中包み込んで

灰色の空からこぼれ落ちる

優しくも冷たく濡らしてゆく

まるでこの胸の中映し出すように

雨でも雪でも無い

霙になる