WW2.9のジャケット写真

歌詞

君の国は (2025 Remaster)

しろ

高く積み上げた 塀の向こう

誰にも見えない手紙を書いた

宛名も知らずに 投げた声は

空を切って 消えてった

鏡の中で 笑う誰か

強さと名付けられた仮面のまま

足元だけが やけに冷たく

眠れない夜に 何を守った?

あの日 空を見上げたのは

希望か 後悔か

答えのない空白に

ただ、問いかけ続けていた

君の手に 触れる資格はなくても

それでも願ってしまう

強さの裏にある 名もなき叫びが

いつか 風になるなら

Oh you got. 消えてしまうその前に

僕の声も どこかで揺れてほしい

ポストの口は 小さな檻で

湿った切手が 指に貼りつく

宛先に 書けない名前を

雨粒だけが 静かに確かめた

あの日 空を見上げたのは

勇気か 忠誠か

宛名のない 告白に

ただ問いかけ 続けてみました

君の手に 触れる資格はなくても

それでも願ってしまう

支配の裏で 凍える叫びが

砂嵐になるなら

君の手に 触れる資格はなくても

それでも願ってしまう

砕けた祈りの かけら紡いで

いつか 風になるなら

Oh you got. 闇に沈むその前に

僕の声が 君に触れてほしい

聞こえてるか?

たとえ名前 知らなくても

この声は 君に向けたんだ

向けてるんだ

  • 作詞者

    しろ

  • 作曲者

    しろ

  • プロデューサー

    しろ

  • ミキシングエンジニア

    しろ

  • マスタリングエンジニア

    しろ

  • ギター

    しろ

  • ベースギター

    しろ

  • ドラム

    しろ

  • キーボード

    しろ

  • ボーカル

    しろ

WW2.9のジャケット写真

しろ の“君の国は (2025 Remaster)”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

沈黙の向こうに、まだ声はある。

序章『封じられた声を超えて』は、希望と勇気の灯。奪われた言葉を取り戻す第一歩。
『Area』では、地球が抱える矛盾と怒りが交錯し、視点は揺さぶられる。
『君の国は』は、後悔と希望が同居する祈り。見えなかったものを数えながら、それでも前へ進むために。
『connect』は、出来事が密やかに繋がることを悟る一瞬の光——刹那の中で世界が輪郭を得る。
『Ever』は、希望へ静かに合流する悟り。感情の波が収まり、遠くで新しい朝が始まる。
『Dear Human』は、余裕と不安のスイング。笑みの裏で揺れる心拍を、淡く可視化する。
『名前』は、呼びかけのたびに滲む哀愁と後悔。記憶が形を変え、やさしく別れを告げる。
『風』は、不安と希望の狭間に吹く通り風。揺れながらも、進む方角を探している。
終章『彼は正気を失った』は、友情と悲しみの証言。壊れていく世界の中で、最後まで残ったものを抱きしめる。

しろのMVは、笑いを先に見せ、歌詞があとから突き刺す「問い」そのもの。
一つひとつのカットに意味があり、すべての曲が一本の軸でつながっていく。
そして、ひとつひとつの歌が、時代に刻まれる物語となる。

"