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【構想から20年??】
構想はあったのだけれど、メロディはなかなか浮かばなくてとうとう20年の歳月が流れてしまいました。でも、待っていた甲斐があり、ほぼイメージにふさわしいメロディを手に入れることができました。僕のオリジナル・ソングの中でメロディも変わっているがコード進行もとびきり変わっています。ちょっと自慢したくなるくらい。笑)

【アコーディオンで妖しい雰囲気】
 最初は、僕の好きなペダルトーンで始まります。ソロはアコーディオンのデュエットで展開し歌へと続きます。ペダルトーンの部分のコード進行は、Am7/E、A♭m7/E、D6/E、D♭6/Eというコード進行を繰り返します。変なコード進行なので雰囲気も飛びっきり変わった味を出せたと思います。アコーディオンは、最近脚光を浴びていない楽器ですが個人的には物凄く好き。なんといっても郷愁を誘います。そこがよいです。音は割りとそっけないというかシンプルな音だと思うのですが、不思議です。

【シャンソンチック】
 ソロの楽器にアコーディオンを使おうと思ったのは、以前参考にしたい曲があり印象に残っていたからです。昔のテレビ番組で「おしゃれ関係」というのがありましたが、このテーマソングにアコーディオンが使われていました。なかなか良い雰囲気を出しているなあというのが頭の片隅にありました。ふと思い出してこの曲の雰囲気にピッタリだと思ったわけです。妖しい雰囲気を出したかったのですがアコーディオンのおかげでイメージ通りの雰囲気を出せたと思うがいかがですか?アコーディオンは2コーラス目にも登場してデュエットのソロで再び登場します。昔、聴いたシャンソンってどんな風だったかなあと想像しながらフレーズを作ったのでシャンソンチックな雰囲気満載です。そちらも楽しんでいただけると嬉しい。

【反則だらけのコード進行】
 さて、アコーディオンの後にようやく歌が登場します。この部分のコード進行も相当変わっています。Am7|C7/G|B7/E|Esus4/F|....と続きます。思いついたメロディに合う雰囲気のコード進行をかなり色々試して作りました。聴いた雰囲気が合えばメモして弾いてみて気に入らないところは違うコードを当てはめてという作業をかなりしつこくやりました。こんなコード進行って反則じゃあと思ったりしましたが最終的によく聴こえれば理論なんてクソ食らえです。

【妖しい夜のデートをしてみたい】
 また、この曲を聴くときには是非真夜中の霧の中にポツンと妖しく佇むメリーゴーランドを思い浮かべて聴いてほしいです。どうですか?見えてきましたか?
 若い頃、こんな雰囲気の空間でデートしてみたいと思ったことがあります。この曲を聴くと死ぬまでに一度でいいからこんな妖しいデートを実現したいなあと思ってしまいます。

【この曲とカエルの歌の関係】
 歌の御終いの部分は、不思議な雰囲気を出したくて3声が少しずつずれてメロディを重ねるハーモニー(輪唱といいます。)を試してみました。参考にした曲は、皆さんよくご存知の「カエルの歌」。小学校の音楽の時間に「カエルの歌」の輪唱をやったことがあります。この時、この単純なメロディが輪唱することで不思議な雰囲気が醸し出されるのをなぜか覚えていました。この手法は、別の曲でもまた、試してみたいと思います。また、同じ箇所にメリーゴーランドに乗るとよくかかる曲のワンフレーズを使ってみました。なんという曲なのか実は知らないです。この曲を聴くたびにいつも、「ピエロ」、「サーカス」、「メリーゴーランド」などを連想します。何か物悲しい気持ちになってしまいます。誰かこの曲の題名を知っていたら教えてほしいです。

アーティスト情報

  • メタモルフォージスワン

    一人バンドMetamorphosis-Oneです。MIDIのバンド演奏に多重録音によるコーラスを加えた音楽を作っています。作詞、作曲、編曲、演奏、録音全て一人でやるので一人バンドなんです。  学生の頃、Jazzコーラスに憧れて(マンハッタン・トランスファ(Manhattan Transfer)は大好き)編曲の真似事をしていましたが十分な機材もなく中途半端で止めてしまいました。が、最近の技術進歩のおかげで安価にやりたかったことが可能であることを知りました。コーラスのハーモニ-は、楽器で奏でるハーモニーと違いいいしれない独特な響きを持っており、たまらない魅力を感じます。

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