

ポーチの底で 転がるリップ
いつもより 少し濃い色
塗り直すたび 大人に近づく
そう信じて 席を立つ
グラスに触れる 指先だけが
場違いなほど 正直で
氷の音に 合わせるみたいに
呼吸まで 整えてる
名前の知らない この一杯を
「美味しいね」って 笑ってみる
あなたは少し 目を細めて
何も言わず 頷いた
リップの色だけ 大人ぶって
グラスの縁で 迷ってる
似合わない夜を 飲み干すほど
強くは まだなれない
少しビターな この温度が
嫌いじゃないって 思ってる
あなたの隣で 今だけは
背伸びのまま 恋をする
鏡みたいな テーブル越しで
少し酔ってる シチュエーション
慣れない椅子に 預けた背中
さっきより 近づいて
空気の読めない この一杯を
「無理して」飲み干してみる
強がるほどに 幼くなる
そんな自分が 少し嫌い
夜のペースに 合わすように
手のひらを 指でなぞる
大人の仕草 真似してみても
多分 まだ足りない
リップの色だけ 大人ぶって
グラスの縁で 迷ってる
似合わない夜を 飲み干すほど
強くは まだなれない
少しビターな この湿度で
リップを落として欲しいの
あなたの隣で 今だけは
背伸びのまま 恋をする
また 恋をする
- 作詞者
清家寛
- 作曲者
清家寛
- プロデューサー
清家寛
- ギター
丸山凌雅
- ボーカル
原藤由衣

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リップスティック・ラヴ
原藤由衣
本作は、少し背伸びをした恋をテーマに描いたシティポップナンバー。意中の相手との夜のひとときを舞台に、慣れない大人の世界へ足を踏み入れる女性の揺れる心情を、都会的なサウンドと繊細な歌詞で表現している。
タイトルにもなっている“リップスティック”は、大人になりたいという憧れと、まだどこか不器用な自分自身を象徴するモチーフ。グラスを片手に交わす会話や、少しだけ酔いが回る夜の空気感など、誰もが経験したことのあるような恋のワンシーンが印象的に描かれている。
プロデュースは前作に続き、清家寛が担当。 80年代シティポップのエッセンスと現代的なJ-POPサウンドを融合させたアレンジにより、原藤由衣の持つ透明感のある歌声に新たな魅力を与えている。
本作では少し大人になった恋愛観を表現。恋に憧れながらも背伸びをしてしまう、等身大の女性像を描いた作品となっている。
アーティスト情報
原藤由衣
2001年9月3日生まれ北海道出身 堺正章が司会を務める 元祖カラオケマシン採点番組 テレビ東京「 THEカラオケ☆バトル」にこれまで計 8回出演。 2019年放送の U-18歌うま甲子園 新人王決定戦では、 「セーラー服と機関銃」を歌唱し 100点を記録、優勝を果たす。 その後、地域イベント・関東でのライブなど、 幅広く歌活動を行う。 地元北海道では看護師として医療に従事しながら活動を続け 2024〜2025シーズンにはプロ野球公式チアとして球場でパフォーマンスを担当。 2026年より本格的に歌手活動を再開。
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