ステエラのジャケット写真

歌詞

ニルポスト

Kine Lune

街は霧の深淵に眠り

灯火は 遠い星図のよう

風が時間を 緩やかに追い越し

孤独な心拍(リズム)を 浮かび上がらせる

透明な河のような 路地を

幾千の影が 流れてゆく

僕らが残した あのかすかな声も

今はただ 呼吸する残響(エコー)

世界は答えず 拒絶もしない

果てのない夜空が

消えゆくすべてを 抱きしめるように

無声の光の中で 漂流して

塵(ちり)のように 星のように

終点が 消えゆく宇宙だとしても

僕らは確かに 瞬(またた)き合った

すべての名前が 連れ去られ

記憶さえ 優しくなるころ

微かな鼓動が まだあるのなら

暗闇さえも 光を放つだろう

雲はゆっくりと 裂け目を広げ

冷たい銀白の 月を覗かせる

言えなかった あの言葉たちは

電流となって 時代(とき)を駆け抜ける

沈黙は終点ではなく

ただ もう一つの言語

すべてが 曖昧になるほどに

愛は遠く 純粋になってゆく

無声の光の中で 漂流して

欠片(カケラ)のように 海流のように

運命が ただの虚構だとしても

僕らは確かに 守り合っていた

未来がすべて 崩落したあと

時間さえ 震えるのをやめる

わずかな温度が まだあるのなら

この夜色は 孤独じゃない

いつか世界が 幕を閉じるなら

ゆっくりと 消えゆく灯火のように

最後に残るのは 暗闇ではなく

僕らが光ったという その証明だ

無声の光の中で 漂流して

夢のように 宇宙のように

たとえ虚空へ 還(かえ)るとしても

君のために 僕はここにいた

すべての音が 消え去ったあとも

鼓動は微かに 瞬き続ける

存在を 感じられるのなら

この暗い夜は あまりに優しい

  • 作詞者

    Kine Lune

  • 作曲者

    Kine Lune

  • プロデューサー

    Kine Lune

  • ボーカル

    Kine Lune

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