北東のジャケット写真

歌詞

八ノ鬼

Daichi Wago

今朝は部屋の鍵を閉めてきたか気になる

身体の中入ってくるアシダカグモ 気になる

隣の人ガサガサ音ヒソヒソ音 気になる

身体の中入ってくるアシダカグモ 気になる

身体の中入ってくるアシダカグモ 気になる

身体の中入ってくるアシダカグモ 気になる

あ、

身体の中入ってきたアシダカグモ 気になる

脳の中で渋滞する8本足ドクロマーク

それは俺の思考回路に888住み着き

私の行動を嘲笑する88

沸騰や跳躍、増殖に対し888

スペルチェック、ファクトチェック、

マインドチェック、誤ち

汚いものの羽の音が俺にBPMを教える

歯並び悪いこの口から

羽ばたきゆくトーテム

その影を縫い付けるために

追いかけてくるゴーレム

8本の足がデカい声で言う

この作品には校正が必要です

あなたの表現には調整が必要です

下記の通り修正してください

8行の詩

8分の曲

8人の演奏者にて

シンメトリーの持つ

美しさを語りなさい

2026年

前衛芸術は魔女みたいに迫害

検閲をくぐり抜けて

ステージに上がりバカ笑い

ヤギの頭蓋骨を持ってなくても大丈夫。

藁人形をどっかから

わざわざ買ってこなくても大丈夫。

俺らとお前がいれば成り立つ

ゴミだらけの祭壇

ピンタレストから表示した神に

綺麗な心で祈る

18メートルのチョウチョウたち

あらわれてください

機械文字が書かれた羽

ひろげていてください

あなたがさしてた白いパラソルも

あらわれてください

それを広げて

悪い方向の想像力を使ってる

俺は

ギリシャ彫刻を上と下 二等分し

それに穴をくり抜いて

ドクターペッパーを入れて飲んでいる

整ってるもの見ると

なぜだかめちゃくちゃイライラするし、

綺麗な言葉を書いてみたところで

全部心から離れていく

つまり俺は

お前らの左右対称には本当に反吐が出る

お前らの左右対称には本当に反吐が出る

七つの大罪呼んできて家の鍋で宴会、

今夜中にコペルニクス転回

  • 作詞者

    Daichi Wago

  • 作曲者

    junchai

  • プロデューサー

    junchai

  • レコーディングエンジニア

    junchai

  • ミキシングエンジニア

    junchai

  • マスタリングエンジニア

    KUROMAKU

  • グラフィックデザイン

    NAOHIRO YOSHIDA

  • ボーカル

    Daichi Wago

  • ライセンスされたビート

    junchai

北東のジャケット写真

Daichi Wago の“八ノ鬼”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

Club Asiaで開催されている芸術と音楽の実験集会「魔界難入」の主催者としても活動するアーティスト・Daichi Wagoが、キャリア初となるフルアルバム「北東」をリリース。
プロデュースは横須賀を拠点に活動する3ピースロックバンド・Fallsheepsのメンバーであるjunchai、syu yoshida、Itsuki Kunらが手がけ、マスタリングはKUROMAKUが担当した。アートワークは同じく「魔界難入」の主催として活動する画家・Naohiro Yoshidaが製作。
本作品は、歌人・馬場あき子氏の著作である「鬼の研究」(筑摩書房)から大きな影響を受けて製作された。日本のさまざまな場所で精力的にLIVEを行うDaichi Wagoが、「高速で放浪する感覚」と、「どのジャンルや界隈にも所属することができない感覚」を12曲=12匹の鬼に託してアウトプット。シュルレアリスムを軸とした現代詩的なリリックをラップ、歌唱、演技などの形で使い分け、まだ見ぬオルタナティブな表現に挑戦した。ビートはポストロック・ブーンバップ・ハードテクノ・トリップホップ・アンビエント・バイレファンキ・民謡など多種多様なジャンルをカバー。さながら「聴く長編映画」のように、物語の進行に合わせて複雑な展開を見せている。
タイトルは、鬼の出入りする方角にちなんでつけられた。これは既存の文脈やジャンル分けでは定義の難しい、「まつろわぬ音楽」。重たい雲が立ち込める北東の方角から、旋律と鬼哭が聞こえてくる。

アーティスト情報

"