chikai

1500年という長い時を超えて、今日まで人々を魅了し続ける淡墨桜。もし、異世界がこの世のどこかに存在するのなら、きっとそこでは八百万の神々が淡墨桜に魅せられて宴を行なっているのだろう。12代目騒屋がそんな異世界の宴へ皆様をお連れします。 「地元を元気に！」をモットーに活動している岐阜大学「騒屋」は今年で12代目となりました。岐阜県本巣市にあります、国指定の天然記念物「根尾谷淡墨桜」をテーマとした12代目騒屋オリジナル演舞「千廻」。継体天皇がお手植えされたという伝承があり、薄紅色のつぼみが、満開になれば白色に、そして散り際には淡い墨色になることから淡墨桜と名付けられたと言われています。神秘的で儚く、まるで古来の日本を感じさせる、異世界に迷い込んだような一曲となっています。巡りゆく時間や生命の流れを感じて頂ければ幸いです。