音もなく近づいて
満ちていく、月の光に
こぼれ落ちるのは
漆黒の髪
誓いをささやく
触れてしまえば
凍てついた青いほのお
逃げることもできず
ただ、指輪に口づけ
「あなたを脅かすすべてのものから
あなたを守るでしょう」
たたえたいとしさ
選ばれたいのちなら
あまやかに髪を梳いていよう
貝合わせのように
重なる日々
運命を信じた
月も星も空を歩き終える頃
明日がひとりの僕を
無言で抱き寄せた
「あなたを脅かすすべてのものから
あなたを守るでしょう」
残った、いとしさ
いっそ目を閉じて
きみを探してしまわぬよう
誰にも踏み込めないひとみ
触れた手の温もり
逃したくなくて、
キスの温度だけは
さらわれたくなくて、
忘れようとするたび
心が欠けてく
いないはずのきみを
さがしている
- Lyricist
MAKI MORIZANE
- Composer
une-voix
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une-voix
Artist Profile
une-voix
une-voix(ゆぬぼわ)の由来はフランス語で、「声(The Voice)」を意味する。 他で聴くことのできない音楽、を作ることをモットーとし、ロックあるいはポップ路線ながら、ジャズ・メタル・プログレ・ファンク・演歌・アニソン・歌謡曲・・・など様々な要素を盛り込んだ楽曲を作り上げているのが、実験音楽バンド、une-voixである。 メンバーの出会いは2003年に遡る。大学の同じバンドサークルへ同い歳で入り、Ego-Wrappin'のコピーバンドを組んだことがその始まり。いつしか意気投合した4人は2004年夏にune-voixを結成、その年の大学学園祭に出演し、井の中の蛙デビューを果たす。その後しばらくは曲作りに専念していたが、2005年に入るとサークルをはなれ、都内のライブハウスへと進出。 欲のない活動方針にて、曲が溜まってきたら「そろそろライブでもしよか」というまったりペースでライブを重ね、気がつくと大学を卒業し社会人となっていたが、メンバー内には「一生このメンバーでライブやっていこうな!」という泥臭い青春の匂いが漂うところも不思議である。 個性的なメンバーが繰り出す統一性のない曲の数々は、あなたの心に何を残すであろうか。