歌詞
イリアイ
divængler, 可不
目が眩む程の速さで
過ぎ去る日々に取り残され
ゆらゆら揺れる心
君の幻さえぼやけてく
書き留めた君との思い出は
一瞬の間に消えて
また酩酊、取り乱す
誂えた鋏と折り紙で
作られていくのは
ほんのちょっとの寂しさ
薄らいでくあの日の記憶
いつまでも続くと信じた
つまらないと嘯いた映画も
何もかもが夢に消えていく
震える唇
見上げた昏い空
いつもより遠くへ伸びる影を
ゆらゆら揺れる
君の瞳に照らし合わせ
いつの間にか闇に溶けていく
雨上がりの街に俯く君を重ね合わせ
ゆらゆら揺れる心
ポケットにしまい込んで
何でもないフリをした
震える音、僕のこと
呼ぶような気がして
すえた匂いにノスタルジー
勘違いした卑屈なメロディ
架けたはずの橋の向こうに
見える崩れ去った嘘ばかりの過去
「前を向く。」
それだけのために目印を探し求め
君のためと心にもないことを欠いた
それだけのしくじりで揺らぐ
揺らめいてるあの日の僕と
そのままの君との間には
手を伸ばしたとて届くわけない
どうしようもない嘘があった
ほつれた糸を結ぶことで
繋ぎ止めようとした
無駄なこととわかってるはずなのに
繰り返し送る
冷めない、この胸に秘めた思いを
背伸びして歌う声
いつもより遠くへ響け、届け
ゆらゆら揺れる心
君を見失わないように
思い出す、煌めいてたあの日を
雨上がりの街に
二人の涙、重ね合わせ
ゆらゆら揺れる心
ポケットにしまい込んで
まだ揺れる影を踏む
- 作詞
divængler
- 作曲
divængler
divængler, 可不 の“イリアイ”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード