

疲れ果てた街を抜けて
小粋にワルツでも踊ろうよ
濡れた茶色の髪に映る
月はとても悲しくて
何も言わずに
隣に居座っていたいの
右手の人差し指
マルボロの匂いを嗅いで
背徳の中で
絡み合い雄叫び上げたい
鳴り響く苺のように
細部まで私を
見届けよ地獄まで
愛しているならば
誰も居ない路地に向けて
遠く聞こえるボサノバが
黄金色の空気をよそに
陽炎が踊る
人は他人(ひと)と比べながら
悪事を見る目を瞑って
気づいた時には誰もが
偽り糾う者さ
行く果ては御一緒に
三途の桟橋で
黄昏を眺める
嘆き合い奮い立たせたい
聳え立つ衿の様に
最期まで私の
身を隠し通しなさい
来世まで私を
見届けよ奈落から
恋しているならば
- 作詞者
和田陸
- 作曲者
和田陸

大竹涼華 の“衿”を
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- 1
Prologue
大竹涼華
- 2
群青
大竹涼華
- 3
大切な場所があるレールウェイ
大竹涼華
- 4
Humpty Dumpty
大竹涼華
- 5
はじまりの会津
大竹涼華
- 6
両成敗
大竹涼華
- 7
Rock'n'Roll-Loco-Motion
大竹涼華
- 8
欠伸
大竹涼華
- ⚫︎
衿
大竹涼華
2019年「卒業アルバム」から約2年半ぶりのリリースになる自身二作目のアルバム「Humpty Dumpty」。
福島の大自然を表現するためにアコースティック楽器にこだわり制作したJR東日本「はじまりの会津」や、地元只見町を走る只見線の応援ソング「大切な場所があるレールウェイ」をバンドアレンジでレコーディングした曲などのタイアップ曲も収録。
今作は編曲にエレクトーンプレイヤーの川上天馬を起用し、作曲、プロデュースに「はじまりの会津」の編曲、レコーディングにも参加したギタリスト和田陸を起用して、大竹涼華の新たなスタイルを追求すべく探究心と創造力を遺憾なく発揮した作品となっている。
アーティスト情報
大竹涼華
シンガーソングライター。 東京を拠点に、地元福島県でも活動中。