歌詞
弱い歌
JiNCHi, 可不
弱い歌ばかり聴いてるから
そんなに弱くなるんだ
そう君は言うけれど
もしも強い歌しかこの世に無かったら
壊れていたんだろう
吹けば飛ぶような
生を生きている僕たちは惑う
年甲斐もなく同じ場所でもがいてる
しなびた花をいつまでも大切に抱いている
理由も分からずにさ
何の威も借りたくない
誰かを脅かしたくない
それでもたった一人でも
この声が届くなら
弱い歌よ 君を生かせ
淡く霞む 明日へ逃がせ
弱い歌よ 君を包め
非力でもいい
その灯を消さないで
時が経つほどに溜まる濁りの中で重ねた
祈りを少しでも声に変えられたら
呪いのように重く縛った鎖はいつしか
お守りに変わったんだろう
ためらいを捨てたくない
確かさに流れたくない
それでも胸を張れなくても
この声が届くなら
弱い歌よ 君を繋げ
頼りのない 糸で結べ
弱い歌よ 君を満たせ
非力でもいい
弱い歌よ 君を生かせ
淡く霞む 明日へ逃がせ
弱い歌よ 君を包め
非力でもいい
その灯を消さないで
- 作詞
JiNCHi
- 作曲
JiNCHi
JiNCHi, 可不 の“弱い歌”を
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