

まっすぐに手を伸ばしたら 龍のしっぽを掴んだ
まっすぐに光が射しこんだら 今がそのときだ 歩きだせ
まっさおな空を見あげたら たくさん空気を吸いこんで
まっさおな空のてっぺんから 降りそそぐ声に答えて
しっかり地面 踏みしめて そのまま歩いて行きなさい
きみが歩いた その後には 色とりどりの花が咲くだろう
暖かな南の国へ 陽気な風を呼びこんで
暖かな陽ざしを浴びて 太陽を丸ごと呑みこんで
広がる海という海を 悠々と泳いで行きなさい
きみが渡った そのあとには 七色 虹の橋がかかるだろう
まっすぐに歩いてゆけばいい 希望を胸に抱きしめて
まっすぐに背中を伸ばして 唇に歌を携えて
鬼さんこちら 手のなるほうへ
鬼さんこちら ほらどっちだ こっちだ
鬼さんこちら 手のなるほうへ
鬼さんこちら ほらどっちだ こっちだ
- 作詞者
岩下啓亮 Sardine
- 作曲者
岩下啓亮 Sardine
- プロデューサー
岩下啓亮 Sardine
- レコーディングエンジニア
岩下啓亮 Sardine
- ギター
岩下啓亮 Sardine
- ベースギター
岩下啓亮 Sardine
- ボーカル
岩下啓亮 Sardine
- バックグラウンドボーカル
岩下啓亮 Sardine
- ピアノ
岩下啓亮 Sardine
- 合唱 / コーラス
岩下啓亮 Sardine
- 鉄琴
岩下啓亮 Sardine

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
放蕩息子の生還
岩下啓亮 Sardine
- 2
鐘の音が聞こえる
岩下啓亮 Sardine
- 3
ねじを巻く
岩下啓亮 Sardine
- 4
高原 (Instrumental)
岩下啓亮 Sardine
- ⚫︎
鬼さんこちら
岩下啓亮 Sardine
- 6
スーパーマーケット
岩下啓亮 Sardine
- 7
三月の雨
岩下啓亮 Sardine
- 8
お互いのヒトミのなかに (Cassette tape master)
岩下啓亮 Sardine
- 9
ヒトとはなにもの (Cassette tape master)
岩下啓亮 Sardine
- 10
机の下のボクのつぶやき
岩下啓亮 Sardine
- 11
親友
岩下啓亮 Sardine
- 12
マルガリータ
岩下啓亮 Sardine
- 13
断片
岩下啓亮 Sardine
- 14
メロディー
岩下啓亮 Sardine
『鰯の骨格』は、岩下啓亮 Sardineが1997年から1998年に録音した音源を集めて再構成したアルバムだ。
前年の1996年に自主制作CDの『離してはいけない』をリリースしたあとも創作意欲が衰えることはなかった。ここに収められた14曲にはさまざまな創意工夫と冒険心がうかがえる。歌も演奏も、この時期が私のピークだったと思うし、自分でいうのも面映ゆいが、いくつかの曲は時代を先取りしていたようにも感じる。だから、先入観ぬきで聞いてほしい。おもしろいことうけあいだから。
なお、アルバムジャケットのおどけた写真は、ニューヨークのセントラルパークで撮影したものだ。
アーティスト情報
岩下啓亮 Sardine
鰯こと岩下啓亮 Sardineです。 1983年から2003年までの20年間で、ひとり多重録音した楽曲が約200曲あります。これらを8枚のアルバムにまとめて2024年に順次アルバムをリリースしました。2025年はアンソロジーの代わりに、年代順に編集したアルバムを発表します。 その音楽は、多種多様です。親しみやすいポップスもあれば、社会的視点をそなえたメッセージソングもあります。プログレッシブな構築性もあれば、パンク的な破壊志向の側面もあります。手ごわいピアニストで、マッドなシンセサイザー弾きで、たどたどしいギタリストで、音の読めるベーシストで、緩いリズムのパーカッショニストで、ひとり多重コーラスを駆使する、不器用なシンガーソングライターです。それらすべてのパートが、一つの人格に統合されているのです。 ロマンチックと薄情と情熱の混淆、とりとめもない不安と届かぬものへの憧憬を描いた、オールディーズだけどもエヴァーグリーン。表情豊かな鰯の音楽を、ぜひお聞きください。
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