鰯の骨格のジャケット写真

歌詞

マルガリータ

岩下啓亮 Sardine

マルガリータ マルガリータ ぼくのこころ盗んでゆく とても素早く

ざわめく街 彷徨ってゆく 人の流れ 逆らいながら あてどもなく

終わりのない旅の始まり 二度とこの手に戻らぬ予感ふり払いながら

消えようのない情熱を抱き ぼくは今日も探している その姿を

マルガリータ

時の流れ 絡めとられ 人は哀れ 食べて飲んで 眠りに就く

叶わぬ夢 忘れるため 笑いころげ 歌い踊り くだを巻いて

終わりのない旅は続く 紡ぐように 耕すように 描きながら

交わりのない 光と影 ぼくはいつも見つめていた その輝き

マルガリータ

そのままでいい 眺めていたい 汚したくない おろしたてのスニーカー

このままじゃ歩けない ならば ぬかるんだ道 泥水のなか浸してみよう

どうしようもない 思いの丈 なんと哀れ

終わりのない旅の果てに いつかきっと会えるときが来ると信じて

とり憑かれてる 宿命ならば ぼくは描く きみを描く そのときまで

マルガリータ!

  • 作詞者

    岩下啓亮 Sardine

  • 作曲者

    岩下啓亮 Sardine

  • プロデューサー

    岩下啓亮 Sardine

  • レコーディングエンジニア

    岩下啓亮 Sardine

  • マスタリングエンジニア

    岩下啓亮 Sardine

  • ギター

    岩下啓亮 Sardine

  • ボーカル

    岩下啓亮 Sardine

  • パーカッション

    岩下啓亮 Sardine

  • プログラミング

    岩下啓亮 Sardine

鰯の骨格のジャケット写真

岩下啓亮 Sardine の“マルガリータ”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

『鰯の骨格』は、岩下啓亮 Sardineが1997年から1998年に録音した音源を集めて再構成したアルバムだ。
前年の1996年に自主制作CDの『離してはいけない』をリリースしたあとも創作意欲が衰えることはなかった。ここに収められた14曲にはさまざまな創意工夫と冒険心がうかがえる。歌も演奏も、この時期が私のピークだったと思うし、自分でいうのも面映ゆいが、いくつかの曲は時代を先取りしていたようにも感じる。だから、先入観ぬきで聞いてほしい。おもしろいことうけあいだから。
なお、アルバムジャケットのおどけた写真は、ニューヨークのセントラルパークで撮影したものだ。

アーティスト情報

  • 岩下啓亮 Sardine

    鰯こと岩下啓亮 Sardineです。 1983年から2003年までの20年間で、ひとり多重録音した楽曲が約200曲あります。これらを8枚のアルバムにまとめて2024年に順次アルバムをリリースしました。2025年はアンソロジーの代わりに、年代順に編集したアルバムを発表します。 その音楽は、多種多様です。親しみやすいポップスもあれば、社会的視点をそなえたメッセージソングもあります。プログレッシブな構築性もあれば、パンク的な破壊志向の側面もあります。手ごわいピアニストで、マッドなシンセサイザー弾きで、たどたどしいギタリストで、音の読めるベーシストで、緩いリズムのパーカッショニストで、ひとり多重コーラスを駆使する、不器用なシンガーソングライターです。それらすべてのパートが、一つの人格に統合されているのです。 ロマンチックと薄情と情熱の混淆、とりとめもない不安と届かぬものへの憧憬を描いた、オールディーズだけどもエヴァーグリーン。表情豊かな鰯の音楽を、ぜひお聞きください。

    アーティストページへ


    岩下啓亮 Sardineの他のリリース
"