歌詞

夕焼けに映し出された

海辺を走る汽車

汽笛を鳴らし

帰宅を知らせる

見慣れた風景が　視界に映る

僕は窓を開け

風に親しみ

懐かしいにおいを感じた

辛くて苦しかった

日常から離れ

そっと包み込む様な風を

感じる

強くなれる　この風景

強くなるよ　この風に

ふと自分の名前を思い出す

会いたかった

体で感じる懐かしさ

胸に眠る　何かが目を覚まし

優しくなれる

見慣れた坂道の上で

友人達との再開に

心は優しさで膨らむ

抱き合えば

夢を描いた頃をはっきりと思い出す

戻れない場所なのに

帰る事が出来た

互いの愛の奇跡はここに

誰もが見えない

誰もが気付かない

歓びと愛に現れる不思議な奇跡

強くなれるよ　陰口を忘れ

強くなるよ　思いやりに

歓喜はどこにあるのか

すぐそばに

心に沁みる思い出は

心に眠る　死者をも蘇らせ

愛を感じる

雲ひとつない

晴れやかな空

それが故郷

強くなれる　この風景

強くなるよ　この風に

ふと自分の名前を思い出す

会いたかった

体で感じる懐かしさ

胸に眠る　何かが目を覚まし

人となる事を知る

静かに待っている

胸の奥の思い出の中で

故郷は

君に寄り添い

再び会えると願う

始まりの場所で